建設業の生産性を向上させる「位置プラス®」シリーズ
2024年4月から施行される建設業の時間外労働時間規制に向けて、朝日興産が展開する「位置プラス®」シリーズが注目されています。このアプリは、施工管理者や技能労働者の業務時間を効率的に管理し、作業の生産性を向上させることを目的としています。
提携の拡大
朝日興産は2023年から大手レンタル会社カナモトと提携し、全国規模での「位置プラス®」の販売を開始しました。この度、新たにカナモトのグループ企業、ニシケンとも提携契約を結び、さらなる普及を図ることとなりました。これにより、「位置プラス®」シリーズのアプリが全国の建設現場で利用可能になることで、業務の効率性が格段に向上することが期待されています。
さらに、カナモトでは新たに「高車キーレスシステム」を導入しました。これにより、高所作業車の鍵がデジタル管理できるようになり、鍵の受け渡しが不要に。これまで煩雑だった鍵管理が一新され、現場の業務が一層スムーズになります。
アプリの機能
「位置プラス®」シリーズには、以下の主要なアプリがあります:
高車管理
このアプリは、現場で使用する高所作業車の予約や配置を管理します。使用協力会社との連携を強化し、料金や修理費用の明確化を実現することで、業務負担を軽減することが可能です。また、このアプリに「高車キーレスシステム」を併用すれば、デジタルキーによる解錠・施錠が実施でき、物理的な鍵の受け渡しを廃止できます。
レンタル品管理
レンタル品のデジタル管理を行うこのアプリでは、台車や仮設照明などの使用状況を可視化できます。二次元コードを使った簡単な登録と管理により、遊休品や発注過剰の問題も解決することが期待されています。また、どの会社が何を利用したかが自動記録され、請求も適正化されるのが特徴です。
今後の展望
朝日興産は「位置プラス®」シリーズのさらなる開発と機能追加を計画中です。今後も建設業界の各社と連携し、生産性向上や業務時間の削減に貢献していく方針です。この潮流により、建設現場の業務効率が飛躍的に向上していくことが期待されています。
まとめ
「位置プラス®」シリーズの展開は、建設業界にとっての新たなスタンダードになる可能性を秘めています。建設現場での管理業務を効率化し、生産性を向上させるこのアプリは、今後も多くの企業に導入されることでしょう。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください。また、今後の新機能やアプリについても随時発表される予定ですので、ぜひ注目してください。