松井奏の広島取材
2025-07-23 15:10:30

IMP.メンバー松井奏が広島で平和の意義を考察する

【IMP.メンバー松井奏が広島で平和の意義を考察する】



広島ホームテレビが発信するシリーズ『IMP. presents 平和を創る7ピース』が進行中です。このプロジェクトは、被爆80年を迎えるにあたり、7人組グループIMP.のメンバーが被爆地広島を取材し、6回目への節目ごとにそれぞれの視点で平和の考察を深めていく内容です。

最近放送された第7回目では、松井奏が主役となり、被爆者の絶え間ない証言を受け継ぎつつ「平和とは何か?」を問いかける旅を行いました。松井さんが訪れたのは、95歳で現在最高齢の被爆者、切明千枝子さんです。

切明千枝子さんとの出会い



松井さんは、15歳で広島の爆心地から1.9kmの地点で被爆した切明さんのもとを訪れました。切明さんは多くの友人を原爆で失い、それ以降の80年間を「生き残った者」としての責任を感じながら生きてきたと語ります。

「どうしてあの時、みんなと一緒に死んでしまわなかったのか」と過去を反省しつつも、彼女は「生き残った者の務めだ」と平和のために声を上げ続けています。

語られる平和の可能性



切明さんは、恒常的に修学旅行生に向けて被爆体験を話しており、昨年には戦争や平和をテーマとした短歌集も出版していらっしゃいます。この歌集は後世への「遺言」のようなもので、約500首の短歌を通じて切明さんの思いを伝えています。

松井さんは取材を通して、切明さんのように記憶を受け継ぎ、伝え続けることがいかに大切かを強く感じるようになりました。年々被爆者の数は減少しており、松井さんはその貴重な存在との出会いを通じて自身の心に新たな「平和」のピースをはめ込む瞬間を体験しました。

彼女は、「実際に切明さんにお会いし、話を伺ったことで、平和というものがどれほどの重みを持つのか自身の中で変わりました」と振り返ります。

未来に向けたメッセージ



IMP.のプロジェクト「平和を創る7ピース」には、各メンバーが自分自身の平和を探し、感じた瞬間を「ピース」として表現できるようにする意図があります。メンバーは広島の様々な人や風景の中で「平和」を見出し、各自の視点で発信していきます。

松井さんの体験は、私たち全てに平和の重要性を問いかけつつ、被爆体験を含む歴史を未来へと語り継ぐ責任の重さを再認識させてくれます。

このシリーズは2024年12月から2025年8月まで放送予定です。毎週月曜から金曜、夕方4時40分に放送される『ピタニュー』で展開されます。


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