タイ発、日本の魅力を届ける新メディア『Siba Japan』が登場
タイ王国バンコクを拠点とするBiz Asia Groupが、2025年5月1日に正式に新しいメディア『Siba Japan(シバジャパン)』をローンチしました。このメディアは、主にタイ人をターゲットにした日本旅行情報を提供し、日々更新されるショート動画やタイ語の記事を通じて、日本のさまざまな魅力を伝えていくものです。
背景とサービスの目的
2024年には114万人ものタイ人が日本を訪れる予測が立つ中、日本製のコスメや家電製品への関心が急上昇しています。しかし、現地では日本に関する情報がSNSや個人のブログに散見され、最新の情報が埋もれてしまっているという課題があります。さらに、多くの日本企業が英語を主な言語として情報を発信しているため、タイ語に特化した情報提供が不足していました。
これらの背景から、Biz Asia Groupは「Siba Japan」を立ち上げ、旅行情報、商品、文化情報を一元的に提供し、ユーザーは最新の日本情報を容易にアクセスできるようにしました。企業や自治体にとっても、タイ語で確実に情報を届けることが可能となる新たな販路開拓のプラットフォームを提供します。
Siba Japanの特長
『Siba Japan』は、いくつかの独自の特徴を持っています。まず、二名の司会者による「ダブル視点」のコンテンツです。タイ人クリエイターであるFAH(ファー)はタイ語でナレーションを行い、日本人プロデューサーのJUMPEIが日本語で文化や豆知識を補足します。視聴者は母語での理解と日本語での確認を通じて、より深い知識を得ることができます。
さらに、動画と記事を組み合わせたハイブリッド配信モデルにより、毎日30〜60秒のリールをInstagramやTikTok、YouTubeに投稿しています。この短尺動画を通じて興味を惹き、その後Webサイトに誘導し具体的な情報を提供します。短時間で目を引くコンテンツの瞬発力と、検索資産として機能する記事の蓄積を一体的に運用することによって、認知を広め、行動を促進し、リピーターを育成します。
ネイティブ編集とタイ語SEO
また、Siba Japanの記事はタイ人編集チームによって書かれ、日本側がファクトチェックを行います。訪日関連のキーワードを戦略的に配置し、公開後も検索順位やクリック率をモニタリングすることで、タイ語マーケティングの効果を高めています。企業や自治体向けには、制作から配信、広告までワンストップで支援し、最小限の工数で成果を得られる体制を整えています。
将来の展望
今後は観光局や自治体、メーカー向けに年間パートナープランを提供する予定です。これには動画制作、タイ語記事、広告ブーストを組み合わせた定額パッケージが含まれ、オフラインイベントやインフルエンサーとのコラボレーションも可能となります。また、姉妹メディアとして、タイの日本食レストランを紹介する「Aroimaru」のローンチも計画されています。これにより、旅行前の日本への関心喚起と、滞在中の外食体験を鈍化することなく、タイの顧客に日本文化を深く理解してもらうことが期待されています。
代表の思い
Biz Asia Groupの代表取締役である塩谷隼平氏は、「親日国」とされるタイにおいても、日本の魅力が完全には伝わっていない現状に危機感を持ち、『Siba Japan』を立ち上げました。日本の文化や商品が持つ深さを、タイの人々に正確に伝える架け橋となることを使命としています。彼は、日本を深く理解し、好きになってもらうための挑戦を今後も続けていく意向を示しています。
お問い合わせ先
より詳細な情報は、公式ホームページやSNSアカウントをご覧ください。今後もSiba Japanは日本の素晴らしさをタイに広めるための活動を続けていきます。
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