特定技能外国人材受入れ促進の成果
宮崎県日南市が特定技能外国人材の受入れに向けて連携協定を結んでから、様々な成果が報告されています。本記事では、日南市とその受入れ法人による取り組みを詳しくご紹介します。
連携協定の内容とは?
今年の7月、株式会社ONODERA USER RUNと日南市は特定技能外国人材の雇用促進に関する連携協定を締結しました。この取り組みは、日南市内での人材不足解消に寄与することが期待されています。ONODERA USER RUNは、フィリピン・ダバオ市にある海外教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」を通じて、日本での就労を希望する外国人留学生の支援を行っています。
ダバオ校の視察と面接の実施
日南市長の髙橋市長と、受入れ法人である社会福祉法人 愛泉会日南病院の西島理事長が、7月にダバオ校を訪問しました。この訪問では、現地の学生と直接面接を行い、数名が内定を得るなど具体的な成果が上がりました。
日本での医療・介護環境を確認
西島理事長は学生と個別に面接を行い、日本語能力や専門知識を評定し、介護分野での採用を確認しました。また、面接と合わせて行われた説明会では、日南市の特色や雇用条件、住居環境について詳しく説明され、学生やその家族も安心して受け入れを進めるための情報提供が行われました。
学生のコメントと地域の魅力
内定者の一人は、日南市での仕事の機会を得られたことに感謝し、地域の豊かな自然と医療・介護分野での質の高いサービスに強い魅力を感じたと述懐しています。特に日南市が目指す外国人労働者との共生社会の実現に向けた努力に感謝の意を示しました。
今後の取り組みと期待
内定者たちは、今後さらに研修を受け、日本での生活に向けた準備を進めていく予定です。ONODERA USER RUNは、今後も日南市や市内企業との連携を強化し、安心・安全な特定技能人材の育成モデルを構築していきます。これにより、地域に根ざした持続可能な就労支援を進めていく考えです。
企業の信頼性と実績
ONODERA USER RUNは、全国で7,400名以上の特定技能人材を紹介した実績を持ち、自社の教育拠点で無償教育から就業後のサポートまで一貫したサービスを提供しています。これにより、日本で長く安定して働ける優秀な人材の育成に注力しています。
企業として、また地域としての発展に寄与するこの取り組みに、今後も注目が集まります。