ヤプリが支援する新たな社内アプリ「solaLink」
株式会社ヤプリは、株式会社ソラストのエンゲージメントアプリ「solaLink」の開発支援を行った。このアプリは、ソラストの中期経営計画に基づいた人的資本経営の強化とテクノロジーの活用を目的としている。
ソラストは、医療事務アウトソーシングのリーダーとして多くの信頼を受けている企業であり、約25,000名の従業員を抱えている。新しいアプリ「solaLink」は、医療現場における情報伝達の効率化やエンゲージメントの向上を図り、離職率の低下を目指す重要な施策の一環と位置づけられている。
「solaLink」の目的と導入背景
ソラストは、従業員に最新かつ重要な情報を本社から迅速に伝えるために、アプリを導入した。医療現場の従業員はPCを所有していない場合が多く、これまで情報共有が難しい状況が続いていた。このアプリの導入により、情報の格差が解消され、現場の効率的な業務が支援される。これにより、現場マネージャーの負担を軽減し、情報伝達の速度と正確性が向上することが期待されている。
また、現在求められているのは離職率の改善であり、従業員エンゲージメントの向上はそのための鍵となる。このアプリは、従業員同士のつながりを強化する機能や感謝を伝える文化を醸成する場を提供する。
機能と特徴
1. リアルタイムな情報配信
「solaLink」では、社内の情報を即時に配信する機能が搭載されており、従業員はスマートフォンを通じて最新情報にアクセスできる。この機能により、情報の迅速な伝達が実現し、全従業員が同じ情報を持つことが可能になる。これにより、現場のコミュニケーションの負荷が軽減される。
2. エンゲージメントの向上
従業員のエンゲージメントを向上させるために、アプリ内には様々な仕組みが導入されている。プロフィール機能「ソラメイト」により、趣味や関心を共有することで、従業員同士の横のつながりを深めることが可能だ。また、「サンクスカード」を利用して、仲間への感謝の気持ちを表現し、職場の雰囲気を和やかにすることが期待される。
3. インセンティブ施策
さらに、アプリには「ソラストポイント」というインセンティブ制度も導入されている。優れた業務成績に応じてポイントが付与され、Amazonギフトカードと交換できる仕組みもある。アプリ内の様々なアクションに対してもポイントが付与され、ユーザビリティが高まる設計だ。これにより、毎日アプリを開きたくなるような仕掛けが整えている。
ソラストのコメント
ソラストの医療事業本部の事業統括部長、津田豊彰氏は、「solaLink」は社員の声から生まれたアプリで、仕事に必要な基本機能を駆使しつつ、楽しく使ってもらえる機能を盛り込んでいると語った。
「入社前から退職後まで、ソラストと社員をずっとつなげ続ける」という理念の下、今後もこのアプリが従業員エンゲージメントを高めるための新たなインフラとなることを期待している。
ヤプリの使命
ヤプリは今後も、企業の従業員と組織との関係を豊かにするためのデジタルエクスペリエンスプラットフォームを提供し続ける方針だ。「Yappli」や「UNITE by Yappli」を通じて、より充実した企業環境を創造していく。
まとめ
以上のように、株式会社ヤプリと株式会社ソラストが共同で開発した「solaLink」は、従業員のエンゲージメントを向上させるための新しいツールとして期待されている。これにより、医療現場におけるコミュニケーションの質が向上し、組織全体の活性化が実現されることに期待がかかる。