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香りのアートを感じる「妄想の香り展」

香りが持つ力は、嗅覚を通じて私たちの記憶や感情に深く結びついています。その独特の特性を生かしたアート展「妄想の香り展」が、2023年5月17日（木）・18日（金）の2日間、大阪市中央区の株式会社SceneryScentのオフィスで開催されます。これは、香りの空間演出を専門とする同社が企画した新しい試みであり、来場者は目に見えない香りを通じて独自のアート体験をすることができます。

香りのアート展とは？

「妄想の香り展」は、調香師たちが創作した9つの作品を展示するイベントです。作品は実際に匂いを嗅ぐことができるわけではなく、頭の中にある特定の景色や場面、物の匂いをイマジネーションで形にしました。エンターテイメントの一部として香りを体験できる機会は、日常生活ではなかなか味わえないものです。

展示のコンセプトと目的

この展覧会の最大の特徴は、嗅覚をメインにしたアートを通じて、香りがどのように感情や記憶を喚起するのかを知ってもらうことにあります。香りには、懐かしさや感動を呼び起こす力があり、これは多くの人にとって非常に魅力的です。さらに「香害」という言葉があるように、香りにはネガティブな側面も存在します。本展では、そのような側面を踏まえた上で、香りがもたらす夢や感動についても考えるきっかけを提供します。

各調香師の作品

参加する4人の調香師、Kanae、Kyoko、Yuko、Yukikoそれぞれがユニークな観点から作品を創り出しました。彼女たちの創作は、ただ香りを表現するだけでなく、それを通じて来場者が自らの記憶を掘り起こす手助けをします。香りが持つ記憶の力は、時が経っても色褪せることがなく、訪れた人が10年、20年後にふとした瞬間に当時の感動を思い起こすことを目指しています。

参加方法と詳細

「妄想の香り展」は、2023年5月17日（木）と18日（金）の2日間、11:00から17:00まで開催されます。場所は、大阪市中央区淡路町3-4-13東和ビル501、株式会社SceneryScentの本社オフィスです。香りという感覚を使って、見えないアートを感じるユニークな体験をぜひお楽しみください。

香りが持つ不思議な魅力に浸りながら、思い出に浸ることができるこの展覧会は、香りのアートに興味があるすべての方にとって貴重な機会となるでしょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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