新たな潮流に迫る。
2024年12月1日、一般財団法人日本規格協会が発行する四季刊WEBジャーナル『標準化と品質管理(SQ誌)』の最新号がリリースされました。この冬号では、「適合性評価の新潮流―妥当性確認・検証」と「協調安全の国際標準化推進」の二つの特集を通じて、現代の標準化と品質管理における重要なテーマを深掘りしています。
特集1:適合性評価の新潮流―妥当性確認・検証
最新号の特集の一つは、適合性評価における妥当性確認と検証の新たな動きに焦点を当てています。このセクションでは、公益財団法人日本適合性認定協会からの専門的な視点を通じて、ISO/IEC 17029の用語定義や活用のトレンドを解説。適合性評価の正確性と有効性を確保するための手法とその重要性が強調されています。
この議題は、品質保証や安全対策が重要視される現代社会において、ますます重要な役割を果たしています。専門家の解説をもとに、最新の規格や基準に関する理解を深める絶好の機会です。
特集2:協調安全の国際標準化推進
もう一つの特集では、協調安全(Safety2.0)をテーマにした国際標準化の重要性が語られています。EXPO2025(大阪万博)でも注目されるこのテーマは、単なる安全対策に留まらず、従来の概念を超えた新たなウェルビーイングをもたらす可能性を秘めています。
明治大学の名誉教授である殿向政男氏や、東京理科大学の井上悟志教授など、多彩な専門家たちの視点から、協調安全が築く未来の社会像について議論されています。特に、ロボティクスとの関連や社会実証事例に焦点を当て、参加者がより安全で快適な生活を送るために求められる技術革新についても言及。
使いやすさを追求した内容
『標準化と品質管理』は、専門的な知識が必要と思われがちですが、実際には一般の読者にも理解しやすい形で情報が提供されています。これにより、品質管理や標準化に関心のある多くの方々にお楽しみいただける内容となっています。特に、企業の品質管理担当者や、安全対策の専門家にとっては、役立つ知見が満載です。
日本規格協会グループが運営するJSA Webdeskでは、さらに多くの情報やリソースが提供されていますので、ぜひ併せてご利用ください。
今後の展望
2024年の第一歩として、適合性評価と協調安全の理解を深めることは、様々な業種や分野での競争力を高める意味でも非常に重要です。この冬号を通じて、新たな知見を得ることで、標準化や品質管理の重要性を再認識し、次の時代に向けての一歩を踏み出していただければ幸いです。
詳しい内容や購入は、公式サイトを通じて確認できますので、是非チェックしてみてください!