株式会社Study Valley、探究学習の指導案生成機能を新たに追加
探究学習支援プラットフォーム「TimeTact」を提供する株式会社Study Valleyは、探究学習の指導案生成機能を新たに搭載しました。これにより、高等学校の教員の授業準備に関する負担を大幅に軽減することが期待されています。
探究学習の重要性
探究学習は、生徒が自らテーマや課題を設定し、調査や成果発表を行うことで課題解決のための思考力や知識を育てる教育方法です。特に2022年度から、高等学校のカリキュラムにおいて「総合的な探究の時間」が必修化され、教育現場での導入が進んでいます。従来の授業形態からの転換が求められている中、探究学習の導入促進は急務となっています。
直面する教員の課題
しかし、多くの学校で探究学習が推進される一方で、教員にとっては授業運営のノウハウ不足や業務負担の増加が問題となっています。現場からは、授業の進行方法が分からない、準備に時間がかかりすぎるという声が多く寄せられており、これが探究授業の実施を妨げる要因となっています。
TimeTactの新機能
そんな中、TimeTactの指導案生成機能が画期的な解決策として登場しました。この機能は、400校以上の支援から得たノウハウを基に、教員の授業準備を効率化することを目的としています。教員は、自ら指導案をゼロから作成する必要がなく、簡単に授業進行に必要な指導案を生成することができます。
機能の詳細
- - 指導案自動生成:授業で使用するコンテンツを選ぶだけで、指導案が自動的に作成されるため、教員の負担が軽減されます。
- - 複数教材対応:学校のオリジナル教材とStudy Valleyのプログラムとを組み合わせることが可能です。
- - 授業準備時間短縮:従来はかなりの時間を要していた指導案作成が飛躍的に効率化されるため、教員は指導にもっと集中できます。
- - 専門性を活用:教員は、探究学習の専門性を生かした質の高い指導案を手にすることができるようになります。
対応コンテンツ
指導案生成機能では、学校で独自に作成したオリジナル教材や、Study Valleyが提供する企業との連携プログラム、さらには既存の探究学習教材と組み合わせて使用することが可能です。
提供開始と今後の展望
この機能は、2024年12月よりTimeTactを利用している学校に順次提供される予定です。具体的な申し込み方法については、Study Valleyの学校支援担当に問い合わせが必要です。
株式会社 Study Valleyについて
株式会社Study Valleyは2020年に設立されたEdTechベンチャー企業で、「誰しもが探究スキルを武器に自分の未来を切り開ける世界を実現する」という理念のもと、探究学習支援プラットフォーム「TimeTact」の開発を行っています。これまでに400以上の学校や教育機関、100社以上の企業と連携し、探究学習の支援に取り組んできました。
今後もStudy Valleyは、教育現場のニーズに応じた革新的なソリューションを提供し続けることで、探究学習の充実を図っていく所存です。
会社情報
- - 会社名:株式会社 Study Valley
- - 代表者:田中悠樹
- - 設立:2020年1月
- - 事業内容:探究学習支援プラットフォーム「TimeTact」の開発・提供
- - 公式HP
- - TimeTact
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