ハイヤールーとPeopleXが共同開催したイベントレポート
イベントの概要
東京都渋谷区に本社を置く株式会社ハイヤールーが、エンジニア組織向けのプラットフォームを提供する中で、株式会社PeopleXの代表である橘大地氏を招き、採用活動におけるAIの活用について議論するイベントを開催しました。このイベントは「AI×採用はもはや当たり前!HireRooとPeopleXが変革させるこれからの採用とは?」というテーマで進行しました。
採用活動におけるAIの重要性
このイベントでは、AIとエンジニア採用の未来についてのディスカッションが行われました。AI面接技術の進化によって、スカウトや面接、評価プロセスにAIが使用されるようになり、特にPeopleXの「People XRecruit」サービスが注目されました。これは、大企業においても導入が進んでおり、候補者からの公平な評価が得られることで応募者数の増加につながっています。さらに、AI面接官は24時間365日対応可能であり、企業の採用活動の効率化に寄与しているとのことです。ハイヤールーは、ビッグテック企業が採用プロセスに取り入れている「スキル面接」を通じて、エンジニアの評価を簡易化できることを強調しました。
AI時代のエンジニアスキル
ディスカッションの中で、エンジニアにはAIを活用して業務を効率化しながら成果を出す能力が求められるという点も触れられました。例えば、Googleでは、従来10人分の仕事を1人でこなす生産性が実現されています。AIの力を借りた作業においては、適切なインプットとアウトプットのバランスが非常に重要であるということです。
AIツールと採用プロセス
採用プロセスにおいても、AI面接やカジュアル面談の導入が進んでいます。プロセスの自動化が進むことで、従来の採用基準や人事予算の見直しも必要とされている状況です。特に、人事部での予算再配分やAIエージェントの導入が重要視されています。AIエージェントにより、書類選考や日程調整などのタスクが約7割自動化可能であり、採用にかかる工数が削減できるモデルが提案されました。
エンジニアリング分野におけるAI導入の影響
AIの導入により、エンジニアリング分野でも既存の人員で10倍の生産性を目指すことが可能であるとされています。AIの助けを利用することで、設計・実装スピードが向上し、必ずしも人員削減を必要とせずに業績向上が見込まれています。このように、AIを利用することで、より効率的な人事戦略を構築できることが期待されています。
今後の展望
今後もハイヤールーは、エンジニア採用に関する企業のニーズに応えるイベントを多数開催する予定です。また、採用活動においてAIの活用が一般的になりつつある中、今後どのような変革が起こるのか、注目が集まります。
今後のイベント情報
ハイヤールーは、AI時代におけるエンジニア採用について多様なイベントを開催しています。次回は2025年4月4日に「優秀なエンジニアはなぜ辞める?」、続いて4月9日に「Re:TechTalk #02」、そして4月10日には「履歴書・面接だけで本当に見抜ける?」などが予定されています。
ハイヤールーの概要
『HireRoo(ハイヤールー)』はAIを駆使したスキル面接を実現するサービスです。150社以上の企業に導入され、累計選考数は40,000件を超えています。企業の採用管理システムとの連携も進めており、今後の成長が期待されます。ハイヤールーは、日本が再び「モノづくり大国」としての地位を確立するために、技術者の採用・評価・育成を通じて貢献します。