CCCMKホールディングスの佐藤氏、国際学会で最優秀論文賞受賞

CCCMKホールディングス、国際学会での快挙

2024年12月2日から4日、オーストラリアのタスマニア州ホバートで開催された国際学会2024 ANZMAC-GAMMA Joint Symposiumにおいて、CCCMKホールディングスのCCCマーケティング総合研究所に所属する佐藤伸氏が共著者として参加した論文「Digital Coupon Effectiveness in Shopping List Creation」が「Best Symposium Paper Award」を獲得しました。

この賞は国際的なマーケティングの研究者たちが集まる中で優れた論文に贈られるものであり、受賞に至った経緯や論文の内容について詳しくみていきましょう。

受賞者と研究の背景

受賞者には佐藤伸氏のほか、明治学院大学の赤松直樹准教授、中央大学の寺本高教授、明治大学の中野暁講師がいます。彼らの共著論文は、2021年から始まったCCCマーケティング総合研究所の実証研究を基にしており、特にモバイルクーポンの効果に焦点を当てています。

この研究では、デジタルクーポンの配信タイミングや掲載商品の特性が、消費者の買物行動にどのように影響を与えるかを明らかにしています。これにより、消費者が買物リストを作成する際にどのようにクーポンが役立つかについての新たな知見が得られました。

ANZMAC2024と合同シンポジウムの意義

ANZMAC（オーストラリア＆ニュージーランドマーケティング学会）によって主催されたこの年次大会では、マーケティングに関連する多くの研究者が集まり、最新の研究成果を発表する機会となります。特にANZMAC-GAMMA Joint Symposiumは、この大会中に開催される特別なイベントであり、国際的な視野からマーケティングとマネジメントに関連する議論を深める場として機能しています。

CCCMKホールディングスの取り組み

CCCMKホールディングスは、2019年からマーケティング・サイエンスに関する研究を強化しており、国内外での研究発表や論文投稿を積極的に行っています。特に、スマートフォンを利用したモバイルマーケティングやクーポンの効果に関しては、先進的なアプローチを用いて研究を進めてきました。

その背景には、データ、テクノロジー、そしてサイエンスを融合させて、より良いショッピング経験を提供したいという強い願望があります。今後も、研究の進展とともに、消費者にとって有益な買物体験を提供する革新的な施策を展開していくことでしょう。