飛騨市が中日ドラゴンズ公式戦を後援し未来のスポーツ界を応援

飛騨市が中日ドラゴンズの公式戦を後援

岐阜県飛騨市が、2024年8月8日（木）に名古屋市のバンテリンドームで開催される中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズ戦のゲームスポンサーを務めることが発表されました。この取り組みは、ふるさと納税を通じて得た資金を活用したもので、「日本一ふるさと納税をしてよかったと思っていただける自治体」を目指している飛騨市の新たな試みとなります。

ふるさと納税の成果

飛騨市は、近年ふるさと納税に力を入れており、令和5年度には過去最高の寄附金額を達成しました。その額、なんと20.3億円。地元の支持を集める中、特に「飛騨の子どもたちをスポーツで元気に」という寄附メニューには多くの賛同が寄せられています。

この寄附金を活用して、中日ドラゴンズの公式戦に参加し、地域の特産品を両チームに贈呈するという形で、飛騨市の魅力を発信します。

イベント内容

当日は、飛騨市の子どもたちが始球式を務め、地元の特産品が贈呈される贈呈式も行われます。さらに、守備位置でスタメン選手を迎える「オンユアマークス」にも市内の子ども達が参加予定です。このプロジェクトは、プロスポーツを観戦する機会が少ない飛騨市の子どもたちにとって、特別な経験となることでしょう。

インスピレーションの提供

中日ドラゴンズの選手として活躍する根尾昂投手は、飛騨市出身でもあります。彼の存在が、地元の子どもたちにとって大きなインスピレーションになることが期待されます。日常生活や学校生活においても、このイベントを通じて得た経験が、子どもたちのモチベーション向上につながるでしょう。

豊かな自然資源と地域の魅力

飛騨市は、人口約22,000人の小さなまちでありながら、北アルプスに囲まれた美しい自然環境に恵まれています。総面積の約94%が森林で、ユネスコ無形文化遺産に認定された古川祭や、スーパーカミオカンデといった科学施設もあります。さらに、大ヒットアニメ「君の名は。」のモデル地としても知られています。

この地域の特色や魅力を広く発信することで、市外の人々にも飛騨市の良さを知ってもらい、ふるさと納税などの仕組みの利用を促進することを目指しています。