株式会社大正オーディットが誇る新サービス "SmartDM"
2023年2月17日、東京都世田谷区玉川に本社を構える株式会社大正オーディットは、新たなデータヘルスソリューション「SmartDM」(スマートディジーズマネージメント)を正式にリリースしました。このサービスは、レセプトデータや健診データを一元管理するデータベースを基盤とし、医療費の適正化や被保険者への介入を効率的に行うことを可能にします。
SmartDMの特長
SmartDMには、以下の三つの主な特長があります。
1.
医療費分析の質向上
SmartDMは、単なるデータ分析にとどまらず、効果的な保健事業を支えるための情報提供を行います。このサービスを通じて、より質の高い医療費分析や評価が実現され、有効な対策を見出すことが可能になります。
2.
ハイリスクアプローチの実現
特に高リスク者に対して、具体的なアプローチを提案し、そのリスクを軽減させることが可能です。SmartDMを利用することで、個々の健康状態やリスクに応じた対策を実施でき、多くの人々の健康維持に寄与します。
3.
PHRの実現
PHR(Personal Health Record)の導入を進め、個人やその家族が健診結果やレセプト情報を把握できる仕組みを提供します。これにより、より良い健康管理が可能となるのです。
SmartDM開発の背景
日本の「国民皆保険制度」は、必要な医療サービスを誰もが受けられるという非常に優れた保険制度です。この制度は日本人の平均寿命を世界有数のレベルに保ってきましたが、近年、保険者の財政が厳しい状況にあり、将来的な崩壊が懸念されています。そのため、保険者の経営を強化する取り組みが求められています。
SmartDMは、AI技術を活用し、レセプトデータと健診データの一元管理を実現。個々の被保険者に対し、病気の予防や戦略を提案できることで、医療費の削減も期待されています。このような仕組みによって、保険者の経営も強化されるのです。
SmartDMの活用場面
SmartDMは、以下のように多岐にわたるシーンで利用されています。
- - 集団および個人の健康状態を把握するためのデータ解析
- - 健康保険組合のデータヘルス計画支援
- - 企業特性に基づいた健康経営支援
- - 被保険者の健康維持のためのサポート
利用者からの期待の声
「保険者の満足度向上とコストカットが両立できる画期的な仕組み」と評価するK健保組合の保険者は、SmartDMによって個人への介入が進むことで、組合全体の医療適正化が図れることに大きな期待を寄せています。
また、医師のM医師も、SmartDMがレセプトデータと健診データを一元的に管理することで、医療情報の質が飛躍的に向上するとし、結果として医療の質の改善にも期待を寄せています。
株式会社大正オーディットの概要
1984年にレセプト点検専門業務としてスタートした大正オーディットは、医療技術の進化に合わせて成長を続け、様々な健康関連サービスに力を入れています。現在では、予防医療や健診、介護など、広角度の健康サポートを提供し、健全で安心な医療環境の維持を目指しています。
私たちの使命は、すべての人が良質な医療を適正な費用で受けられる環境を実現すること。これからも新たな挑戦を続けていきます。