若者の就活支援
2016-12-28 12:25:28
大阪の若者のための就活アイデアワークショップの成功事例
大阪の若者のための就活アイデアワークショップの成功事例
近年、就職活動は多くの若者にとって大きな壁となっています。特に「自分が何をしたいのか、どういった職業に就きたいのか」が見えにくいと感じる方が多い中で、そんな悩みを抱える若者たちに向けた新たな取り組みが大阪で始まりました。
一般財団法人ひらめき財団と株式会社JMTCの協力により実施された「就活アイデアワークショップ」は、参加者の主体的な自己表現の場となり、「じぶんのやりたいこと」をしっかり見える化するためのセッションです。 これは、大阪労働局から受託された事業の一環として行われました。
このワークショップでは、参加者の自発的な欲求に基づいて「やりたいこと」をテーマに設定し、それに沿ったアイデアを具体的に形にする作業が行われます。「自分が何をしたいのかわからない」「やりたくないことに取り組んでいる」等の悩みを持つ若者たちでも、楽しく参加できる内容となっているのです。
参加者のための視覚的なアプローチ
具体的には、「欲求カード」を使用して自身の希望や夢を可視化し、さらに「ひらめきダイス」を用いてアイデアを展開します。これにより、受講者は自分が本当に望むことをグラフィカルに表現することができるのです。また、最終的には「やりたいこと」を実現するためのアクションアイデアを盛り込んだシートを作成することが可能です。
受講後のアンケートでは、高評価を得たことから、参加者たちの満足度が非常に高かったことが確認されました。これを受け、ひらめき財団とJMTCは、2017年度から継続的な提供を開始することとなりました。
講師陣のコメント
「就活アイデアワークショップ」について、ひらめき財団の理事である高本昌宏氏は、「大阪わかものハローワークでの新たな取り組みとして、自己の「じぶんのやりたいこと」をしっかりと見える化しました。参加者の目の前で、彼らがワクワクしながら就活アイデアを膨らませている姿を見ることができ、『アイデア理論』が実際に役立つ場面に遭遇できたことを大変嬉しく思っています。今後も、参加者が有効活用できるよう、JMTCのチームと協力してまいります」と述べています。
また、株式会社JMTCの取締役森顕一氏も次のように語っています。「このワークショップは、職業選択のために自らの価値観を楽しく整理できる場として非常に有効です。自分が『やりたい』と考えているだけでなく、『やりたくない』という感情も同様に、行動に繋がる重要な指針となります。両者を同時に見える化できる点は、特に参加者にとって魅力的だと思います。」
このように、若者の意識づけや主体的な行動を促す取組みは今後も続けられる予定です。
今後の展望と取り組み
今後、ひらめき財団は、今回のワークショップの成功を踏まえ、さらに実用的な場での「アイデア理論」の活用に努めていきます。そして「じぶんのやりたいこと」を明確にすることで、未来を切り開く若者たちを支援していく方針です。
ひらめき財団は、2013年設立以来、さまざまな企業や教育機関と連携しながら「アイデア理論」を広めてきました。今後も社会貢献を目指し、その活動を続けていくだけでなく、新たな選択肢を提供するための取り組みを進めていく予定です。
若者たちが、自己の欲望をしっかりと理解し、それに基づいた就職活動ができることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
一般財団法人ひらめき財団
- 住所
- 東京都中央区銀座7丁目11番6号サガミビル2階
- 電話番号
-
03-6869-1057