メタバースヨコスカが市内高校と共演
横須賀市が進める「メタバースヨコスカ」プロジェクトが、地域の魅力を広く発信する新たな試みを始めました。このプログラムの一環として、三浦学苑高等学校の情報研究会と連携し、学生たちの手によって制作された3Dデータの展示が実現しました。
文化祭に合わせた特別企画
このコラボレーション企画は、令和7年10月17日と18日に開催された「ささりんどう祭」での展示を目的としています。「メタバースヨコスカ」はこの文化祭に合わせて、3Dデータの制作支援と展示会場であるDOBUITA&MIKASA WORLDを提供しました。学生たちが制作した作品は、文化祭終了後も一定期間ワールド内で楽しむことができます。これにより、横須賀の魅力をデジタル空間でも体感できる機会が増えました。
3Dデータ展示内容
展示された内容は、「よこすか海軍カレー」や「海上自衛隊カレー」の3Dデータで、学生たちが実際に市内で提供されるカレーを基にその魅力をデジタル化しました。来場者は、一つひとつのデータに込められた学生たちのコメントも楽しむことができます。
また、文化祭の来校者向けにVR体験会も開催され、参加者はメタバースの世界に入って直接3Dデータを見たり、インタラクティブな体験を堪能したりしました。
三浦学苑高等学校の紹介
三浦学苑高等学校は横須賀市に位置する教育機関で、地域に密着した教育を提供しています。生徒たちが主体的に参加する情報研究会では、IT技術を駆使したプロジェクトに取り組んでおり、今回のようなメタバース関連の企画もその一環です。事務窓口は平日の9:00から17:00まで運営されており、公式ホームページもあります。
メタバースヨコスカとは
「メタバースヨコスカ」は、令和5年10月から運用が開始されたプロジェクトで、メタバースを活用して地域の魅力や観光PRを行っています。現在、VRChatプラットフォーム上で2つのワールドを展開しており、これまでに訪問者数は合算で20万人を超える多くの人々に親しまれています。また、横須賀名物のスカジャンなどの3Dデータを無償で提供し、好評を得ています。
VRChatとは
VRChatは、アバターを使って仮想世界での体験を楽しむことができるメタバースプラットフォームです。多くのユーザーが集まり、自由な活動をしていることで知られています。興味がある方は、公式サイトからアクセスしてみてください。
まとめ
「メタバースヨコスカ」と三浦学苑高等学校のコラボレーションは、地域の魅力を新たな視点で発信する試みであり、今後の展開が非常に楽しみです。ぜひ、この機会に足を運び、学生たちの創造力を感じてみてください。