相模原市が脱炭素社会に向けた取り組みを進める
相模原市は2050年を目指し、脱炭素社会の実現に向けた新たな試みとして「ZERO CARBONポスターセッションチャレンジ」を開催します。このイベントは、市民、事業者、行政が協力し合うことで、地球温暖化への対策を具体的に進めることを目的としています。施行された「さがみはら地球温暖化の防止に向けた脱炭素社会づくり条例」に基づき、市民一人ひとりがライフスタイルを見つめ直し、行動を変革することが求められています。
イベントの詳細
今回で3回目となるこのイベントでは、近隣の大学から学生たちが集まり、脱炭素社会に向けたアイデアをポスターセッション形式で発表します。また、市内企業の実績も紹介する特別企画も設けられ、多角的な視点から脱炭素化に向けたさまざまなアプローチを知ることができます。
- - 日時: 令和6年11月16日(土)14:00~16:15(受付は13:30から)
- - 会場: 青山学院大学相模原キャンパスF棟1階ラウンジ
- - 費用: 無料(事前申し込み不要)
- - 特設サイト: こちらから確認
ポスターセッションの内容
ポスターセッションは、「2050年の脱炭素社会の実現に向けた市と事業者、大学、市民、団体の連携・協力すべき取組」をテーマに、出展者がアイデアをポスターにまとめ、来場者にその概要を口頭で説明します。この形式は参加者が直接発表者と対話することができ、それぞれの意見を交わす機会を提供します。
昨年度には、4大学から10チームが参加し、来場者98名が訪れる盛況ぶりでした。これまでZERO CARBON賞を受賞した麻布大学のチームや、加納大学からの特別アイデアも注目されています。
企業の取り組み紹介
さらに、相模原市内の先進企業が脱炭素に向けた実際の取り組みを紹介します。例えば、三友グループでは、コーヒー豆かすの再資源化を通じて地域内循環を進めています。同社は76年にわたって環境保護を理念に掲げ、廃棄物処理だけでなく次世代型の再生利用技術にも力を注いでいます。
株式会社PXPでは、街中に容易に設置できる次世代型ソーラーパネルの開発を行い、クリーンエネルギーの利用拡大を目指しています。業界経験豊富なメンバーで構成されるこのスタートアップは、未来のエネルギー社会の実現を目指しています。
まとめ
相模原市は2050年の脱炭素社会の実現に向け、今後もさまざまな取り組みを続けていく予定です。このイベントは市民や学生、企業が一緒になって未来を考える貴重な機会です。ぜひ多くの方々に参加してもらい、共にアイデアを出し合い、実現の一歩を踏み出しましょう。