株式会社ModelingXが新たな提携を発表
富山県富山市に本社を置くスタートアップ企業、株式会社ModelingXは、株式会社KIJおよびFSDとの資本業務提携を締結した。この提携は、ModelingXが掲げる「Gamify The World - すべての体験をゲームにする -」というビジョンの実現に向けた重要なステップとなる。
この提携を通じて、ModelingXは事業と技術の両面においてさらなる成長を目指す。CIJは起業家支援や地方創生の実績があり、その豊富な経験を活かしてModelingXのテクノロジーとビジョンを広める。また、FSDは金融系の高セキュリティ業務システムの開発に特化しており、メタバースの信頼性や拡張性を支える重要なパートナーとして位置づけられている。
ModelingXの主力サービス「MELIFE」
ModelingXの主力サービスである「MELIFE」は、2023年12月に正式リリースされた没入型メタバースアプリで、住宅や生活をテーマに新しい体験を提供している。特に住宅購入を考える20〜30代のユーザーをターゲットにしており、地理的な制約を受けず、ユーザーに合った情報を即座に提供することが特徴である。MELIFEは、ユーザーが居住する場所や時間に関わらず、双方向のコミュニケーションを通じて情報を収集できるため、これまでにない住宅購入体験を実現している。
MetaKitの開発
さらに、ModelingXはスマートフォンに特化した高品質なメタバースアプリ開発基盤「MetaKit」を設計。この基盤は、MELIFEでの実装が先行事例となり、今後の様々な業種における情報提供の仕組みを更新していく礎となることを目指している。
提携の意義と今後の展望
KIJの代表取締役社長、熊切雄三氏はこの提携に感謝の意を示し、「ModelingX様の活動は新たな可能性を広げていく力を感じる」と述べた。また、FSDの下条亨社長も、技術の融合による相乗効果に期待を寄せており、一緒に成長していく意向を示している。
ModelingXの代表取締役CEOである山田航大氏は、「このたびの提携を通じて、情報・機会・資本の差をなくし、多くの人々に新しい体験を届けていきたい」と述べ、今後の展望を語った。これにより、ModelingXは教育、医療、金融、行政、流通といった多様な分野でメタバースを活用し、社会課題に対する新しい体験を提案していく。
まとめ
今回の資本業務提携は、ModelingXにとって非常に意義深い一歩であり、人々が挑戦し成長するための新たな経験を提供する取り組みである。メタバースやAI技術を利用して富山から世界へと新たな道を切り開くModelingXの今後に期待が高まります。