サプライチェーンリスク対策を強化!「SBOMスキャナ」にSBOM解析機能が追加
サイバーセキュリティ製品の開発・販売を行うサイエンスパーク株式会社は、PC環境でバイナリファイルからSBOM(Software Bill of Materials)を生成できる「SBOMスキャナ」に新機能「SBOM解析機能」を追加しました。
この新機能により、ユーザーは既存のSBOMを直接読み込み、そこに記載されたオープンソースソフトウェア(OSS)と脆弱性情報を突き合わせ、脆弱性リスクを検出できます。さらに、検出結果に基づいた詳細なレポートを作成することも可能です。
「SBOMスキャナ」は、2024年4月のリリース以降、ユーザーから「既存のSBOMを使って脆弱性を検知したい」「ソフトウェアの更新頻度が高くないため、一度作成したSBOMを使い回したい」といった要望が多く寄せられていました。今回の新機能追加は、これらの声に応えるものです。
SBOM解析機能の詳細
新機能「SBOM解析機能」では、SBOMスキャナが生成したSBOMだけでなく、他の製品で作成されたSBOMや手動で作成されたSBOMも利用できます。これにより、ユーザーは既存のSBOM資産を最大限に活用し、より効率的に脆弱性管理を進めることが可能になります。
SBOMスキャナの概要
SBOMスキャナは、昨今のサプライチェーンリスク軽減を目的として開発された、シンプルで使いやすい、かつセキュアなSBOM生成ツールです。
主な機能:
バイナリファイルからSBOMを自動生成
生成されたSBOMの脆弱性情報を分析
脆弱性レポートの作成
SBOM解析機能(新機能)
今後の展望
サイエンスパーク株式会社は、今後もユーザーのニーズを積極的に取り入れ、SBOMスキャナを進化させていくことで、サプライチェーンセキュリティの強化に貢献していくとしています。
SBOMスキャナの詳細
商品名:SBOMスキャナ
発売日:2024年4月30日
価格:1ライセンス 年額120万円(税抜)
URL:https://sciencepark.co.jp/professional_service/sbomscanner/
サイエンスパーク株式会社について
サイエンスパーク株式会社は、1994年5月に設立された、サイバーセキュリティ対策ソフトの開発・販売・サポート、脆弱性診断サービスなどを提供する企業です。同社は、AI/DXコンサルティングやデバイスドライバ開発など、幅広い分野で事業を展開しています。
会社概要
商号:サイエンスパーク株式会社
代表者:代表取締役 小路幸市郎
所在地:〒252-0029 神奈川県座間市入谷西3-24-9
設立:1994年5月
事業内容:脆弱性診断サービス、サイバーセキュリティ対策ソフトの開発・販売・サポート、セキュリティ開発支援キット(Driverware SDK)の開発・販売・サポート、デバイスドライバ開発、AI/DXコンサルティング
資本金:4,000万円
* URL:https://sciencepark.co.jp/