NEC、新HAクラスタリングソフト「CLUSTERPRO X 6.0」を発売
NECは、国内トップシェアを誇るHA(高可用性)クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」シリーズの新バージョン「CLUSTERPRO X 6.0」を本日より販売開始しました。この新バージョンは、従来のサーバー単位からシステム全体の可用性を可視化する「システムHA」の概念を取り入れた、画期的な運用管理環境を提供します。
システムHAによる可用性の向上
「CLUSTERPRO X 6.0」は、3層構造の業務システムに対応し、データ層に留まらずプレゼンテーション層やアプリケーション層を含めて、システム全体の可用性を一元的に把握できるようになります。これにより、システムの安定性が格段に向上し、顧客のビジネス継続性を強力にサポートします。
さらに、複数のクラスターを一元管理できるWebアプリケーション「Cluster WebUI」も新たに機能を追加しました。この機能では、アラートログをサーバーごとに表示することで、どのサーバーで何が起こっているのかを直感的に把握することが可能です。これにより、利用者の操作性が向上し、障害発生時の対応が迅速になります。
システム環境の多様性に対応
「CLUSTERPRO X 6.0」は、パブリッククラウド、オンプレミス、仮想環境、物理環境を問わず、従来の構成を大幅に変更することなく使用でき、追加のライセンス費用も不要です。これにより、企業は既存のIT資産を効率的に活用しながら、コストを抑えたまま業務システムの運用管理を行うことができます。
プロアクティブログ解析サービスの提供
さらに、NECは2026年8月頃に、障害が発生した際に初期対処法を迅速にレポートする「プロアクティブログ解析サービス」を導入予定です。この新サービスでは、障害発生からログの送信、分析を自動化し、AIを活用して初動の対処法を即時に提供できるようにします。この結果、障害発生時の運用がスムーズになり、初動対応時間を大幅に短縮します。
ITサービスのレジリエンシーの強化
近年、ITサービスに求められるレジリエンシー(復元力)は高まっており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の時代には、システム同士の連携が重要視されています。「CLUSTERPRO X 6.0」により、業務システム全体の可用性向上を実現し、さらに「プロアクティブログ解析サービス」によって障害時の対応力を強化します。
NECは、これらの新たなソリューションを通して、顧客のITシステムの安定運用を支援し、ビジネスの持続性をより一層向上させることを目指しています。さまざまなニーズに応えるソリューションを提供し続けることで、顧客の経営課題や社会課題の解決につなげていきます。
NECのDX戦略
NECは、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3つの軸に基づき、DXの実行を支援しています。従来のSIerから「Value Driver」への進化を目指すNECの取り組みは、「BluStellar(ブルーステラ)」という価値創造モデルで具体化されています。これにより、業種を超えた知見と最先端技術を活かし、お客様の未来を見据えたビジネスモデルの変革を実現します。
今回の「CLUSTERPRO X 6.0」は、ITシステムを高度に可視化し、安定した運用を可能にする新しいステージへと、NECが顧客を導く道筋となります。今後もNECは、最新の技術とソリューションを提供し、業務の革新と持続的な成長に寄与していくでしょう。