不動産トークン化進展
2025-07-11 09:26:50

GATES GROUPとOasysが不動産トークン化でグローバル展開を加速

あらゆる投資家へ日本の不動産を



GATES株式会社が、日本発のブロックチェーンプロジェクトOasysと戦略的パートナーシップを結び、不動産のトークン化に取り組むことを発表しました。これは、現物不動産をデジタル化することで、投資の流動性を高め、多国籍の投資家に対して日本の資産へのアクセスを容易にする試みです。

この提携は、日本の不動産市場におけるGATESの豊富な経験と、Oasysの革新的なブロックチェーン技術を融合させることを目的としています。これにより、日本の素晴らしい観光資源や高付加価値現物不動産を流動化し、世界中の投資家に向けた新たな機会を創出します。

日本の不動産市場とそのポテンシャル



日本の不動産市場は、総額約3,000兆円に達する巨大な市場であり、その中でも約1%に当たる30兆円の資産がトークン化の対象になる予定です。この取り組みによって、日本の不動産への投資がシームレスになり、国内外の投資家が手軽にアクセスできる仕組みが整います。

さらには、GATESは不動産の取得から運用、売却に至るまで一貫したサービスを提供し、高い透明性と効率性を兼ね備えた不動産投資を可能にしています。創業以来その成長は著しく、2024年には220億円の年商を見込んでいます。

Oasysの新しい挑戦とRWAの可能性



Oasysもまた、ゲームからの進出を果たし、RWA(Real World Asset)領域への大きな一歩を踏み出しました。日本の不動産は、その資産価値において世界的に注目されており、トークン化を進めることで新たな投資機会の創出が期待されています。

この業界の大きな利益は、トークン化された資産が一般の投資家にもアクセス可能になり、中小企業から個人投資家に至るまで多様な投資層の流入を促進する点です。これに伴い、Oasysエコシステムにおけるトークン流通も著しく増加する見込みです。

今後の展望と進捗



今後の展開としては、まず5兆円規模でのRWAトークンの流動化が計画されています。その後、信頼性をもとにアジア諸国や欧州市場へと資産の拡張を図り、さらなるスケールメリットを追求していく方針です。また、日本特有の文化資産であるゲームやアニメといった無形資産も組み入れ、高い収益機会を提供することを目指しています。

GATESとOasysの未来に期待



GATESの代表取締役社長、関野雄志氏は、このパートナーシップを通じて日本の不動産市場への新たなアクセス手段を創造することに深い期待を寄せています。そして、Oasysの代表、松原亮氏も、「日本の資産をRWAとして提供することは、我々にとっても新たな展開である」と述べています。これにより、日本の不動産市場は国際的な注目を集めるとともに、新しい投資機会を生み出し続けるでしょう。

この提携は、不動産業界に新たな風を吹き込み、今後の展開に多くの期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
GATES株式会社
住所
東京都新宿区西新宿八丁目17-1住友不動産新宿グランドタワー34F
電話番号
03-5937-0577

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