山形県山形市に本社を置く株式会社太平堂不動産が、賃貸管理業界において大きな快挙を成し遂げました。船井総合研究所が主催した賃貸管理ビジネス研究会で、全国の会員企業160社の中から賃貸管理物件の戸数増加率で1位に選ばれたのです。この結果は、太平堂不動産が過去1年間で416戸を新たに管理し、総管理戸数は1,320戸に達しました。特筆すべきは、その増加率が146.0%にも達している点です。
賃貸管理ビジネス研究会とは
賃貸管理ビジネス研究会は、自社の賃貸管理戸数を増やすだけでなく、社会にとってより良いサービスを提供する企業が集まった場です。毎年、各会員企業の管理戸数の増加を競い、最も高い増加率を記録した企業が「管理戸数伸び率大賞」として認められます。これまでの努力が実を結び、太平堂不動産は名誉ある受賞を果たしました。
背景にある取り組み
太平堂不動産の急成長の背景には、成功したリブランディングがあります。業界のトップクリエイティブディレクター、マンジョット・ベディ氏が率いる会社next is eastをブランディングパートナーに迎え、企業ロゴの刷新を含めた新たなブランド戦略を打ち出しました。さらに、代表取締役社長である武田貴義氏自身が地域を対象としたセミナーを積極的に開催し、地域の不動産オーナーたちに賃貸経営のノウハウを提供することで、自社の魅力を広めていきました。
このような努力が、地域のオーナーたちからの支持を獲得し、新規管理物件の増加につながったのです。
武田社長の言葉
武田社長は受賞を受けて、感謝の意を表しつつも、まだ道のりは長いとの認識を示しました。「私たちの目指す姿は今も遠いですが、地域の皆様、そして不動産オーナー様のために努力し続けます。やはり、人口減少や高齢化といった課題を抱える山形だからこそ、私たちの存在意義があるのです」と述べました。
太平堂不動産の企業プロフィール
株式会社太平堂不動産は1970年に創業し、以来地域密着型の不動産業を展開しています。年間100区画以上の新規宅地分譲を行い、賃貸管理や商業開発、相続サポートセンターの設立など多岐にわたる事業を手がけています。
「山形を継ぐ。」というパーパスの下、地域社会に貢献し続ける企業として、この先の50年もまた、新たな挑戦を続けていく所存です。今回の受賞を機に、さらなる成長を目指して邁進していくことでしょう。
公式HPやSNSでも情報発信を続けており、地域の皆様とともに歩む姿勢を大切にしています。