高知アニクリ祭2025の特集
2025年4月4日と5日の二日間、高知県で開催される「高知アニクリ祭2025」はアニメクリエイターとファンにとっての大規模な交流イベントです。今回は、特に注目の「最新アニメテックラボ」や、出展企業の紹介を通じてイベントの魅力を探ります。
最新アニメテックラボ
このラボでは、アニメーションやCG、フィギュア制作に関わる最新技術が一堂に会します。フィギュア制作向けの3Dプリンターや、全身をスキャンするフルボディスキャナ、さらに3DCG制作に役立つソフトやタブレットが展示され、多様な体験が可能です。入場は無料なので、興味のある方はぜひお越しください。
参加企業の紹介
株式会社Arcana製作所
「明日のために、アイディアを考え、未来を変えることを目指す」とのビジョンを持つ同社は、大小様々な用途に合わせた3Dスキャナーの開発を行っています。特にフルボディスキャナによる全身の3Dスキャンが可能で、スキャンしたデータを基にフィギュアを制作し、自宅に配送するサービスを提供しています。スキャン・フィギュア制作は有料(7,000円)ですが、その仕上がりには高い評価があります。
Arcana製作所の公式サイト
株式会社ミマキエンジニアリング
日本を代表するインクジェットプリンターメーカーで、世界初の1,000万色以上のフルカラー3Dプリントを実現しています。大学や博物館からホビー分野にかけて、幅広くその技術を活用されています。
ミマキエンジニアリングの公式サイト
株式会社エヌエスエス・Expert Material Laboratories株式会社
独自の3Dプリンタ材料を提案し、デザイン業界や医療分野でのデジタルエンジニアリング支援を行っています。大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」にも使用されるレジン『エキマテ』が注目されています。
エヌエスエスの公式サイト
Expert Material Laboratoriesの公式サイト
株式会社ワコム
ペンタブレットのシェアでは圧倒的な存在で、クリエイティブ業界における多様なニーズに応えています。映画制作やイラスト、デザインなど、ユニバーサルなクリエイティブソリューションを提供し続けています。
ワコムの公式サイト
株式会社吉本3Dファクトリー
高知県に新たな3Dエンターテイメント市場を作るため、3Dプリントサービスを提供し、専門のオペレーターによって出力を行う事業を展開しています。アニメーションコンテンツとも連携し新しい価値を創出することを目指しています。
吉本3Dファクトリーの公式サイト
イベント概要
高知アニクリ祭は、アニメクリエイターとファンが集まるイベントで、アニメ文化の振興や産業化を目的としています。メイン会場は高知県立県民体育館となり、帯屋町商店街や多目的広場でも様々な催しが行われます。当日は特別な講演や交流会も予定されており、アニメについての議論や意見交換も活発に行われることでしょう。
開催日時:
2025年4月5日(土)、6日(日)
午前10時から午後5時まで(午後4時30分に入場締切)
入場:
無料
(来場者数が多い場合、入場制限を行うことがあります)
主催は高知アニメクリエイター聖地プロジェクト実行委員会で、地域の活性化にも寄与する重要なイベントとなります。
公式情報は以下から確認できます:
アニメークし、技術を体感できる貴重な機会をぜひお見逃しなく!