志布志の夏そばまつり2023開催！地元食材を活かした特別な一杯を

いよいよ7月6日、「夏そばまつり」が開催！

志布志市で毎年恒例の「夏そばまつり」が、今年もいよいよ7月6日に開催されます。
このイベントは、地元の生産農家や加工事業者、行政が連携し、特産品である「志布志の夏そば」を祝う機会となります。

志布志の夏そばとは

「志布志の夏そば」は、その名の通り、夏に食べられる特別なそばです。2010年から推進されており、豊かな自然環境で育まれた「春のいぶき」を使っています。春の種まきにより、初夏に収穫されるこの新そばは、口当たりがなめらかで、風味豊か。また、無病息災を願う縁起物としても知られています。大晦日や引越しの際に食べるそばとは一線を画し、夏にぴったりの清涼感を提供しています。

夏越の大祓いと食文化

志布志の「夏そば」は、6月30日に行われる「夏越の大祓い」に合わせて供されます。この日に、地域の神社で行われる神事で、地元の収穫物が奉納されます。特に、安楽山宮神社では、茅の輪をくぐることで穢れを清め、その後に「夏そば」を振る舞う風習があります。これは、暑い夏を乗り切るための大切な行事で、地域の人々の健康を祈願する意味でも重要です。

夏そばまつりの内容

「夏そばまつり」では、地元の特産品を使用したマルシェや、手打ち体験などのブースが設置されます。また、夏そばの試食会も行われるため、この機会にぜひ地元の味を堪能してください。特に、志布志の天然水を使ったそばは、フレッシュな香りとコシが特徴です。

地元のこだわり

志布志市は、地下水に恵まれています。浄水された地下80mから汲み上げられる水は、PH7.8～7.9の軟水で、そば独自のなめらかさを生み出しています。また、地元農家によって栽培された「春のいぶき」は、日なたのような甘味と香りがあり、もっちりとした食感が特徴です。これに加えて、使用されるつゆは鹿児島県枕崎産の鰹ぶしを使った甘めのもの。風味のバランスが絶妙で、夏そばの美味しさを引き立てます。