アキッパが「日本サービス大賞 国土交通大臣賞」を受賞
スマート駐車場アプリ「アキッパ」を運営するakippa株式会社(代表取締役社長 CEO:金谷元気)が、最近開催された「第5回 日本サービス大賞」において「国土交通大臣賞」を獲得しました。この受賞は、同社のサービスが持つ特有の価値や地域社会への貢献が高く評価された結果です。
日本サービス大賞とは
日本サービス大賞は、公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)が主催し、革新的なサービスを表彰する国内最高峰の制度です。2015年の運用開始以来、日本全土で提供される優れたサービスを選定し、その成長を支援してきました。
アキッパの受賞理由
アキッパが受賞した理由は、同社が実現した「五方よし」の仕組みに基づくサービス設計にあります。多様なステークホルダー、すなわち駐車場を必要とするドライバー、空きスペースを提供するオーナー、地域の交通事情に頭を悩ませる住民、既存の駐車場事業者などの課題を共創的に解決する取り組みが評価されたのです。特に、地域資源の有効活用を通じて社会の課題を解決する姿勢が、今回の受賞につながっています。
アキッパのサービス詳細
アキッパは、駐車場のシェアリングサービスであり、使用されていない月極駐車場の未契約区画、個人宅の車庫、および商業施設などの空き地を時間貸し駐車場として提供します。ユーザーはスマートフォンを使用して簡単に予約ができ、事前決済も可能です。現在、全国で約5万5000件以上の駐車場を予約できる状態となっており、スポーツ観戦や旅行、通勤など多様なニーズに応えています。
特に高く評価されるのは、オーナーに対するサービスの利便性です。彼らは初期の設備投資が不要で、保険や24時間サポートも提供されるため、安心して空きスペースを貸し出せます。また、利用者はアプリを通じて簡単に駐車場を探し出し、比較的安価で予約できます。イベント時には動的価格設定を導入し、交通の分散を促進しています。
社会貢献とSDGs
アキッパは、駐車場のシェアリングを通じて、遊休資産の活用や排出ガス削減に寄与しており、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献しています。現在、アキッパの累積会員数は500万人に達し、地域社会と連携した活動も行っています。これまでに50以上の自治体やスポーツクラブと協力して、交通渋滞や駐車場不足といった地域の課題に取り組んでいます。
会社概要
akippa株式会社は、大阪府大阪市浪速区に本社を構え、東京オフィスも開設しています。代表取締役社長 CEOの金谷元気は、自社のサービスが地域社会に貢献することを強く意識しながら、さらなる発展を目指しています。2009年に設立された同社は、今後も革新的なサービスを提供し続けることで、利用者とオーナーのために新たな価値を創造していくことでしょう。アキッパの詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。
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結語
アキッパの受賞は、単なるビジネスの成功を超え、地域社会へのポジティブな影響をもたらす事例として多くの注目を集めています。今後もこうした価値を提供し続ける企業が増えることを期待したいと思います。