特殊器台の修復完了
2025-03-13 03:35:14

岡山大学が手掛けた特殊器台の修復完了、地域の古代文化を守る取り組み

岡山大学、特殊器台の修復を完了し公開へ



国立大学法人岡山大学の大学院社会文化科学研究科考古学研究室が、クラウドファンディングを通じて実施した「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」がついに完了しました。その特殊器台は、2025年3月6日、岡山大学文学部考古資料展示室に納品・公開される運びとなりました。

古代の遺物の価値を再認識



この特殊器台は「埴輪の起源」とされる重要な歴史的な資料であり、教科書の副読本にも採用されるなど、その価値が広く認められています。しかし、劣化した接着剤が原因で器台は破損の危機にありました。そこで、解体修復の手法を用いて、専門家による慎重な作業が行われました。この修復により、博物館への貸出が可能になり、地域の古代文化の保全に寄与することが期待されています。

クラウドファンディングの成果



本プロジェクトには、225人の方々からの温かいご寄付がありました。この支援があってこそ、特殊器台の修復が実現したと考えられます。多くの人々の協力によって古代遺物が蘇ったことは、地域社会にとっても大きな意義があります。これからも岡山大学は、地域との連携を深めながら、古代の遺物を守り、価値を伝えていく活動を進めることでしょう。

次のステップ:小型特殊器台修復へ



修復プロジェクトはこれで終わりではありません。岡山大学では次年度から、小型特殊器台の修復に向けた新たな取り組みも開始予定です。このプロジェクトの進捗については、文学部や考古学研究室のウェブサイトで随時お知らせされる予定です。地域の古代文化を守る取り組みは、これからも続いていきます。

一般公開の場所について



この特殊器台の修復された姿は、岡山大学文学部考古資料展示室で一般に公開されています。ただし、見学には事前の申請が必要です。詳細については岡山大学の公式ウェブサイトを訪問し、必要な情報を確認してください。地域の皆様にとっても、古代の歴史に触れる貴重な機会となることでしょう。

地域研究の中核として



岡山大学は「地域中核・特色ある研究大学」として、地域の歴史や文化の研究を進めています。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、未来の世代へ向けた教育や地域貢献にも力を入れています。このような取り組みを通じて、岡山大学は社会の持続的発展に寄与していくことでしょう。地域の皆さんも、岡山大学の活動に引き続き期待していてください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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