Z世代の季節イベントへの意識を探る
タメニー株式会社が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」は、2026年の季節イベントに関する意識調査を行い、その結果を公表しました。この調査は、20歳から59歳の未婚男女2,465人を対象に実施されました。ここでは、主にZ世代の意識を中心に、興味深い結果を探っていきます。
調査背景
クリスマスや大晦日といった冬のイベントが終わりを迎え、新たな年が始まると共に、バレンタインデーやホワイトデーといった春のイベントが控えています。近年、特にZ世代の間で盛り上がりを見せている「キャンセル界隈」という文化も存在します。この言葉は、従来当たり前とされてきた日常行動を「キャンセル」する選択をすることをユーモアを交えて表現するものです。
この流れから、季節イベントに対する価値観や興味の薄れがあるのではないかと懸念されています。しかし、調査結果は意外な側面を示しました。
調査結果サマリー
最初に、2026年に重視して過ごすイベントに関する結果を見てみましょう。
1.
重視して過ごすイベント
- 1位:正月/大晦日(56.2%)
- 2位:クリスマス(46.9%)
- 3位:誕生日(46.5%)
若者にとって、これらのイベントは一大事であり、特に正月やクリスマスは強い意義を持っています。逆にハロウィンやお花見はあまり重視されていない結果が出ました。
2.
誰と過ごしたいか
年齢別に見ると、20代は「正月」を家族と過ごしたいと考え、バレンタインデーやクリスマスでは恋人やパートナーを希望する声が多数でした。
3.
キャンセルしたいイベントはない
調査結果には、なんと20代の47.9%が「キャンセルしたい」とは思わないという回答がありました。この世代の多くは、季節イベントを「大切な誰かとのつながりを深める特別な機会」として捉えていると言えるでしょう。
Z世代の興味深い実態
特筆すべき点は、Z世代の多くが季節イベントを楽しみたいと考え、友人や恋人との結びつきを重んじていることです。
20代はその他の年代に比べて「イベントを重視して過ごす」という回答が多く、特に自分が参加することの重要性を強く感じているようです。それぞれのイベントをただの習慣として認識するのではなく、意義のある時間として楽しんでいます。
しかし一方で、経済的な理由から季節イベントを避けたくなる場面もあります。
避けたくなる理由について
調査では、季節イベントを避けたくなる理由として、
- - 混雑や人混みが苦手(56.0%)
- - 金銭的なコストが高い(45.5%)
- - イベント自体に魅力を感じない(29.5%)
といった理由が挙げられました。特に20代は、SNSでのつながりが一般化した現代において、対面の場が友人やパートナーと直接会うための貴重な機会であることを認識しているようです。
まとめ
2026年の季節イベントに関する調査結果は、Z世代が興味を持ち続け、誰かとつながるための時間を求めていることを示しています。言葉にされる「キャンセル界隈」とは反対に、彼らはイベントを楽しむことで新たなつながりを模索していると言えるでしょう。また、イベントへの参加が金銭的負担や準備の手間を伴うことを意識しつつも、その価値を再確認している姿も見られました。これからも、2026年の季節イベントが多くの人にとっての豊かな日常を形作る一助となることが期待されます。