mibot試乗体験
2025-04-14 16:19:01

KGモーターズが開発中の「mibot」を試乗体験、ユーザーの声をダイレクトに反映へ

KGモーターズが新たな「mibot」を公開



KGモーターズ株式会社は、2025年4月5日に自社開発の小型モビリティロボット「mibot」に関する専用イベントを開催しました。このイベントは、予約ユーザーを対象にしたもので、広島県東広島市の本社兼工場「Mibot Core Factory(MCF)」にて実施されました。

この開発体験セッションでは、試作車両の試乗や技術説明、開発チームとの意見交換が行われ、ユーザーからの直接的なフィードバックを得ることを目的としています。KGモーターズのCEO、楠一成氏は、ユーザーとの共創を重視し、開発初期から「ユーザーと共に作る」姿勢を貫いてきました。

日常移動の最適化を目指す「mibot」の背景



国土交通省が提唱する超小型モビリティの取り組みが背景にある「mibot」は、人口減少や公共交通の縮小が進む日本の地方において、車が必要とされる地域が広がる中で、日常的な短距離移動を快適にするために開発されました。多くの移動が1人での短距離使用にとどまるため、従来の軽自動車では過剰な性能になりがちであり、その結果、燃料費や維持費といった家計への負担や環境への影響が懸念されています。

「mibot」は、こうした課題に応え、エアコンやドアを装備しつつ、維持コストやエネルギー消費を抑えた電動一人乗りモビリティとして登場しました。予約ユーザーとの対話を大切にしながら、製品をより良いものにするためにフィードバックを集める仕組みが整っています。

開発体験セッションの詳細



開発体験セッションは、試作車両の試乗体験や、車体開発リーダーとの1対1のヒアリング、工場内見学および技術構造の解説、CEOとの少人数セッションで成り立っています。参加者からは、運転のしやすさや加速性能の良さ、ブレーキの効き具合に対する好意的な意見が多く聞かれました。特に「加速が良く、大きな道でも問題ない」という声が寄せられ、他にも「狭い駐車スペースでもスムーズに運転できる」といった評価も得られました。

一方で「ハンドルの重さが気になる」「坂道で後退するのが不安」など、改善点に関する具体的な意見も寄せられました。セッション後のアンケートでは、多くの参加者が満足の意を示し、「mibotへの期待が高まった」との声が多く上がりました。

今後の開発と展望



今後も「mibot」に関する開発体験セッションは定期的に開催される予定で、2025年7月以降には、フィードバックを活かした第三世代の試作車両を用いた試乗会を実施予定です。KGモーターズは、予約制による受注生産モデルで「mibot」を展開し、ユーザーとの対話を重んじた開発と生産体制を築いていく方針です。

まとめ



「mibot」は、持続可能な移動手段として、誰もが快適かつ安全に利用できることをコンセプトに掲げています。ユーザーとの共創を通じて、移動の選択肢を広げ、新しい価値を提供することを目指すKGモーターズの取り組みに今後も注目が集まります。


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会社情報

会社名
KGモーターズ株式会社
住所
広島県東広島市志和町七条椛坂1698-1
電話番号

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