日本住環境が新たに発表した換気材「SEV-21FD」
日本住環境株式会社は、8月3日より新しい換気材「SEV-21FD」を全国で販売を開始しました。これは、特に木造3階建て共同住宅や「軒ゼロ」住宅に適した、60分準耐火構造認定を取得した製品です。長年の経験と技術を集約し、現場での施工性とデザイン性、そして防火性能を兼ね備えた画期的な商品です。
開発の背景
近年、日本では木材を使った建築物の普及が進んでおり、特に政府が推進している「木促法」により、都市部において木造3階建て共同住宅の需要が急増しています。しかし、一方で防火対策には多くの課題が残されており、特に「1時間準耐火構造」をクリアする必要があるため、施工の難易度が高い現状でした。これに対処すべく、日本住環境は新換気材「SEV-21FD」を開発しました。
SEV-21FDの特長
この製品の主な特長は以下の通りです。
1. 60分準耐火認定取得
「SEV-21FD」は、60分間の防火試験に合格し、延焼リスクから住まいを守ることができます。内部には熱膨張材が内蔵されており、火災が発生した場合には、温度に反応して膨張し、換気通路を閉塞することで火の侵入を防ぎます。
2. スタイリッシュなデザイン
新しい「デュアル開口」の技術を採用することにより、開口面積を確保しつつも見付幅を最小限に抑えることに成功しました。このデザインにより、都市型住宅でも洗練された外観を保持します。
3. スマートな施工性
「SEV-21FD」は、特に施工の負担を軽減する設計がなされています。胴縁に簡単に留め付けるだけの施工方法で、約970gと軽量であり、高所での取り扱いも容易です。これにより、職人の負担を軽減し、施工品質を安定させることが可能です。
適材適所の防火・換気ソリューション
日本住環境では、防火性能を確保しつつ適切な部材を使い分ける「適材適所」のソリューションを推進しています。「SEV-21FD」は「軒ゼロ」部位専用ですが、バルコニー上部などの「軒アリ」部位には、同じく準耐火構造認定を取得している「イーヴプロテクター」を提供しており、両者を上手に使い分けることで、様々な建物に対応できます。
ブランド「MIKATA」の使命
今回の新製品「SEV-21FD」は、当社のブランド「MIKATA」の一部に位置付けられています。このブランドは、住環境を改善するための様々な角度からの提案を目指しており、建築会社や職人、住まい手全てが幸せになれるような関係性を築くことを重視しています。これにより、住宅の長寿命化を実現し、持続可能な住環境の提供に寄与しています。
まとめ
日本住環境の新しい換気材「SEV-21FD」は、優れた防火性能と美しいデザイン、さらに施工の容易さを兼ね備えた製品です。今後も、より快適で安全な住環境を提供するために進化を続けていくことが期待されます。