茨城乳業株式会社は、2025年1月18日に冷蔵庫の拡張を行い、今後の製品生産の能力を向上させる計画を発表しました。この冷蔵庫の拡張により、特にヨーグルトやデザート製品の生産体制を強化することに重点を置いています。
茨城乳業は、1974年の創業以来、地域の酪農生産者と密接に連携し、高品質な乳製品の製造に取り組んでいます。「自分たちが生産した牛乳を直接生産者の皆さまにお届けしたい」との思いから、地元の良質な生乳のみを使用した製品作りを行っています。
先日発表された冷蔵庫の拡張は、その取り組みの一環として位置づけられています。特に、県北の生乳を用いて製造された「IBARAKI MILK Premium Series 生乳100% プレーンヨーグルト」が注目されています。これは砂糖を使用せず、自然な甘さと風味を大切にした贅沢なヨーグルトです。食べやすさを追求した独自の製法が評価されています。
さらに、茨城乳業の代表商品である「タマゴプリン」は、1978年から続くロングセラー商品です。特選された県内産の鶏卵を使用し、添加物を一切使用せずに製造されているため、消費者から高い支持を受けています。また、地元学校給食でもおなじみの存在で、懐かしい味わいを楽しめます。
加えて、最近開発された「至福のカスタードプリン」は、自家製生クリームを使用した新たなデザートとして注目されています。こちらは、厳選された素材を駆使し、多くの試作を経て生まれた一品で、世界一美味しいカスタードプリンを目指しています。
このような地域資源を活かした製品づくりを通じて、茨城乳業は「人々の健康とうるおいのある社会づくり」を目指しています。新たに拡張される冷蔵庫によって、今後も消費者に愛されるさまざまな乳製品の提供が可能になり、地域経済への貢献も期待されています。
〈工場及び拡張の詳細〉
- - 工場所在地: 茨城県石岡市東田中字新田1187-1
- - 製造品目: 牛乳、ヨーグルト、プリン、ゼリー、生クリーム
- - 拡張面積: 130㎡ (工場総面積:13,009㎡)
- - 稼働開始日: 2025年1月18日
この拡張が、製品の安全性や品質を保ちながら効率的な製造プロセスをサポートすることを期待されており、今後の茨城乳業の成長に大きく寄与することでしょう。地域の顔ともいえる茨城乳業は、これからも美味しさと安心をお届けし続けます。