就職活動調査結果
2025-04-16 10:40:12

2026年卒業予定学生の就職活動状況調査結果を発表

学生の就職活動状況に関する調査結果



2026年卒業予定の学生を対象にした「2026年卒ブンナビ学生調査」の結果が、株式会社文化放送キャリアパートナーズから発表されました。調査は2025年2月1日から22日まで行われ、112名の有効回答を得ることができました。この調査では、学生の就職意識や今後のキャリア選択に関する貴重な洞察を得ることができました。

注目すべきポイント



人気業界の変化


調査結果から、学生が今後人気が上がると思う業界は「メーカー(生活関連・食品・住宅など)」「通信・情報・インターネット」「コンサルティング(調査)」のライフスタイルに密接に関連した分野が上位にランクインしました。特に生活必需品関連やインターネット系企業は、学生にとっての選択肢として注目されています。一方で、人気が下がる業界として「マスコミ(広告・新聞・出版・放送など)」「レストラン・フード」「銀行業」が挙げられました。これは、過去の不祥事やコロナ禍の影響を背景に持つ結果といえるでしょう。

企業を知ったきっかけ


興味を持ったことのある企業についての質問では、なんと88.1%の学生が「知らなかった企業を知った」と回答しました。この傾向が昨年比で7.8%も上昇したのが印象的です。特に「学外での合説やセミナーがきっかけ」と答える学生が多く、こうしたイベントが新たな企業との出会いに繋がっていることがわかります。他にも「就職サイトの業界・業種検索」や「キーワード検索」も企業を知るための重要な手段として利用されているようです。

就職活動の継続状況


調査からは、まだ内定をもらっていない学生が67.0%に達していることが明らかになりました。これは昨年比で1.9%の減少ですが、依然として高い比率です。内定を保持しているが活動を継続する学生も増えており、就職活動の難しさが伺えます。就職活動を終了した学生はわずか5.4%であり、多くの学生がキャリア選択に多くの時間をかけていることがわかります。

本選考エントリーの傾向


学生が応募している企業の数は3~5社が最多で26.8%となりました。また、300社以上にエントリーした学生も0.9%存在する一方、エントリーを行っていない学生が17.9%にのぼるなど、さまざまな求職スタイルが見受けられました。エントリー手段については、企業の公式ホームページからの応募が62.0%を占めており、依然として直接応募の重要性が強調されています。

内々定状況


内々定を取得した学生は、1社以上と答えたのが30%を超えている一方で、内々定を持たない学生は62.5%と昨年比で3.1%の減少が見られました。内々定を持つ学生の中で「入社したい」と考える学生は52.4%、「できれば別の会社に」と考えているのは45.2%でした。複数の内々定を持つ学生の中でも53.8%が承諾期限内に他社を辞退する予定であることがわかりました。

この調査結果は、2026年春に就職を希望する学生にとって重要な参考材料となることでしょう。自分に合った企業や業界を見つけるためには、こうした情報を基にした十分な準備が求められています。詳細な設問については必要に応じて公式なウェブサイトや資料にて確認してみてください。

本調査へのお問い合わせ


本件に関する詳細や追加の質問は、文化放送キャリアパートナーズまでお問い合わせください。企業の公式サイトよりご確認いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社文化放送キャリアパートナーズ
住所
東京都港区海岸1-11-1ニューピア竹芝ノースタワー16F
電話番号
03-5776-3210

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