国産CMSバサーとAIの新しい連携を実現する「CuMcp」プラグイン

バサーCMS向けAIプラグイン「CuMcp」が始動

株式会社キャッチアップが提供する新たなプラグイン「CuMcp」は、国産オープンソースCMS「baserCMS」と連携し、生成AIとの新しい運用体験を提供します。このプラグインは、特にChatGPTやClaudeといった生成AIとの連携を可能にし、自然言語を使ったサイトの更新指示が実現します。まず、baserマーケットで無料で配布されており、今すぐにでも利用を開始することができます。

プラグインの配布ページ

baserマーケット「CuMcp」

生成AIとCMSの統合が進む背景

最近では、生成AIが広く普及しており、チャット用だけでなく様々な業務ツールとの統合が進んでいます。その中でも「MCP（Model Context Protocol）」という仕組みが注目されています。これにより、AIモデルと外部システムとの標準的な接続が可能となり、CMS分野においても効率的な運用が期待されています。

従来のCMSにおいては、管理画面にログインし、手動で作業を進めるスタイルが多く、更新作業の負担が大きいのが現実です。そこで、「CuMcp」はこの問題を解決するために開発されました。これにより、AIとの連携によって業務の効率化が期待されるのです。

CuMcpの主な機能とメリット

「CuMcp」は簡単にインストールができ、複雑な設定は必要ありません。一度有効化すれば、MCPサーバーとして機能します。具体的な機能には以下が含まれます：

- ページや記事の作成・編集・公開
- コンテンツの取得・要約
- カスタムコンテンツの操作
- 記事一覧の取得

特に、毎日更新を要するニュースやキャンペーン記事の管理においては、その強力な効果を発揮することができます。ユーザーは日本語で指示を出すだけで、直感的にサイトの内容を更新できるため、業務効率が大幅にアップします。

専門知識なしでも運用可能

「CuMcp」はノーコードで運用ができるため、専門的な知識を持たない人でも簡単にサイトを管理できます。また、AIが提供する校正や検証機能により、誤りを削減することも可能です。これにより、より安心してコンテンツ運営ができるようになります。

株式会社キャッチアップのビジョン

株式会社キャッチアップでは、「一緒に“できる“を創り出す」という理念のもと、技術を駆使してクライアントや様々な挑戦者を支援することを目指しています。今回開発された「CuMcp」は、その一環としてバサーCMSの利便性を高め、ユーザーの課題解決に寄与するものとなっています。今後も、エンジニアとディレクターが連携し、さらなるAI機能の拡充に取り組む予定です。

まとめ

「CuMcp」は、baserCMSの運用を一変させる革新的なプラグインです。将来的には要約やリライト機能、投稿スケジュールの提案などの高度な機能も追加予定です。企業や組織にとっての運用課題を解決し、創造的かつ効率的なWebサイト運営を実現するための強力なツールとなることでしょう。

さらに情報を得たい方は、株式会社キャッチアップの公式サイトもチェックしてください。