2025年横浜港に見逃せないビッグニュースが続々登場！

横浜港ビッグニュース2025

横浜市の港湾局が毎年発表している「ビッグニュース」。2025年に特に注目すべき内容が明らかになりました。国際競争力の強化や観光面での賑わい、カーボンニュートラルポートの形成と、横浜港は未来に向けて大きな飛躍を遂げています。以下にその主なニュースを詳しく見ていきましょう。

国際競争力強化への取り組み

横浜港では、超大型コンテナ船への対応を目指し、最先端のコンテナターミナルであるD5ターミナルの再整備が進行中です。このターミナルでは岸壁の改良とヤードの拡張工事が行われており、2025年9月には一部エリアで供用が開始される予定です。また、土砂を効率的に投入できるリクレーマー船の導入により、新本牧ふ頭の埋立工事も着実に進捗しています。

カーボンニュートラルポートの形成

2025年10月、横浜市は国際港湾協会（IAPH）主催の「サステナビリティ・アワード2025」で気候変動とエネルギー部門の最優秀賞を受賞しました。この賞は、日本の港として初めての快挙であり、官民連携によるカーボンニュートラルな港づくりが国際的に高く評価されたことを意味します。横浜港は、環境に配慮した持続可能な運営を進めており、今後も世界中の港と共に競い合っていくことが期待されています。

観光と賑わいの港

横浜港では観光の面でも新たな展開が見られます。2025年7月には横浜船籍の新造船「飛鳥Ⅲ」がデビューし、また14隻のクルーズ船が初入港する予定です。この年のクルーズ船寄港回数は過去最多となる200回を超える見込みで、観光地としての魅力が一層高まることが期待されています。さらに、10月にはみなとみらい21地区最大の緑地「臨港パーク」内に新しい施設「横浜ティンバーワーフ」がオープンし、水辺の景色を楽しむことができる空間が誕生します。