アレクサンダー・ガジェヴが贈る待望のピアノリサイタル
2025年11月11日(火)、著名ピアニストのアレクサンダー・ガジェヴが東京オペラシティでリサイタルを開催します。この公演は、前回のショパン国際ピアノ・コンクールで2位に輝いた彼の再来日を記念したもので、音楽ファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
公演詳細
- - 日時:2025年11月11日(火)19時開演(18時半開場)
- - 会場:東京オペラシティ コンサートホール
- - プログラム:
- シューベルト:「即興曲集 D935」より第1番・第2番・第3番
- ショパン:バラード第4番 ヘ短調 op.52
- チャイコフスキー:ドゥムカ op.59
- プロコフィエフ:10の小品 op.12より「伝説」、束の間の幻影 op.22より第7、9、4、18番
- ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83(「戦争ソナタ」)
- - 主催:合同会社ノヴェレッテ
- - 協力:ナクソス・ジャパン株式会社
- - チケット:S席 6,500円、A席 5,000円、B席 4,000円(全席指定)
プログラムの魅力
今回のリサイタルでは、ガジェヴが愛してやまないシューベルトとプロコフィエフにフォーカスを当てた演目が特徴です。彼自身も「シューベルトとプロコフィエフの音楽は意外にも相性が抜群」と語り、力強いリリシズムと多彩な表情が見どころです。
ガジェヴはプロコフィエフを「最も色彩豊かな作曲家」と称し、独自の視点から音楽の新鮮さや斬新さを楽しむ姿勢を示しています。特に彼が愛する「戦争ソナタ」は、見事なリズムや美しい旋律が織りなす傑作で、聴く者に深い感動を与えることでしょう。
全国日程
東京公演以外にも、11月中には札幌、八ヶ岳、武蔵野、カワイ表参道での公演が予定されており、ピアノリサイタルだけでなく、盟友アンドレア・ミアッツォンとの2台ピアノ即興演奏や、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団との共演も行われます。
- 2025年11月15日(土)15:00 八ヶ岳高原音楽堂
- 2025年11月17日(月)19:00 武蔵野市民文化会館
- 2025年11月24日(月祝)14:00 横浜みなとみらいホール
- 2025年11月29日(土)14:00 大阪 ザ・シンフォニーホール
映画「ピアノ・フォルテ」
ガジェヴは、2021年に開催されたショパン・コンクールに挑む若きピアニストたちの姿を描いたドキュメンタリー映画「ピアノ・フォルテ」にも登場。この映画では彼の哲学的な見解や、音楽に対する真摯な姿勢が強調されています。
また、最新アルバム「伝説~ムソルグスキー:展覧会の絵 その他」が9月19日にリリースされ、ガジェヴの音楽の世界を多くの人に届けます。彼の演奏に触れることを通じて、深い音楽体験が待っています。
この機会を逃さず、ぜひ一緒にアレクサンダー・ガジェヴの音楽の旅に参加してみましょう!