在宅口腔ケアの重要性
医療法人みそらグループ(大阪府箕面市)が提案する新たな在宅口腔ケアは、高齢者が食べる喜びとコミュニケーションの楽しみを維持するために、多職種が連携して行う体制です。11月8日の「いい歯の日」に合わせて、同グループが実践する包括的な在宅口腔ケア体制について詳しく見ていきましょう。
日常生活の喜びを取り戻す
高齢者にとって、家族との団らんや食事は生きがいを感じる大切な瞬間です。しかし、病気や加齢によって通院が難しくなると、歯科の受診機会が減り、口腔機能の低下が進むことがあります。これにより、食事や会話が難しくなり、生活の質が低下することがあります。要介護認定や死亡リスクが増加するという研究結果もある中、少しの変化を見逃さず丁寧にケアすることが求められています。
みそらグループは、口腔ケアを単なる歯科診療にとどめておらず、在宅生活全般を支える大切な取り組みと位置づけています。口腔健康を維持し、日々の生活に必要な支援を提供するために、5つの専門職が連携してサポートを行います。
多職種連携の強み
みそらグループでは、口腔ケアを通じて「食べる喜び」を継続させるために、以下の5つの専門職が連携しています。
1.
歯科医師:口腔内の診断と治療を行い、虫歯や歯周病の治療、義歯の調整などを通して、安心して食事を楽しむための環境を整えます。
2.
歯科衛生士:口腔の衛生管理及び予防に取り組み、日常的な口腔ケアを支援します。
3.
歯科技工士:患者一人ひとりに合わせた義歯や補綴物の製作・修理を行い、噛む機能をサポートします。
4.
言語聴覚士:摂食嚥下機能を評価し、食事の姿勢や方法を提案することで、リハビリテーションを行います。
5.
管理栄養士:栄養評価を行い、適切な食事提案や食形態を検討します。
これらの専門家がチームを組むことで、個々のニーズに応じた総合的な支援が可能になります。
具体的な支援の流れ
実際のケースを見てみましょう。たとえば、義歯が合わなくなり、食事が進まない患者様には、次のような連携が実施されます。
- - 歯科医師が診察し、歯科技工士と協力して義歯の調整を行います。
- - 歯科衛生士が口腔衛生管理を行い、言語聴覚士が飲み込む機能を確認して必要な指導を行います。
- - 管理栄養士が食事内容や栄養状態を確認し、介護福祉士が日常の食事を支援します。
- - 医師や看護師が全体の健康状態を把握し、 ケアマネジャーが必要なサービスを調整します。
このような多職種によるシームレスな医療・介護体制が、患者様の健康管理においても大きな強みとなります。
生活の質を高める取り組み
みそらグループは「噛めるようになった」だけでなく、「食べられるようになった」ことも目的に置き、患者様が健康で自分らしい生活を送ることを目指しています。
「食べる、噛む、飲む、笑う」といった日常の楽しみを支えるためには、医療と介護の連携が欠かせません。
自分の口でおいしいものを食べ続けることが、健康を支え、さらには人生を豊かにする鍵であると、みそらグループは確信しています。
医療法人みそらグループの使命
医療法人みそらグループは「利他の精神を胸に、慈愛・安心・希望の医療を届け続ける」を理念に掲げています。地域密着型の訪問診療や訪問看護、リハビリテーションなど、患者様に寄り添ったサービスを提供しています。若い世代への取り組みの一環として、最新の情報を発信し、高齢者の健康維持に貢献していきます。
詳細な情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイト