クウェート国のナショナルデー記念式典が大阪・関西万博で盛大に開催
2025年6月19日、クウェート国は2025年日本国際博覧会において、「クウェート国 ナショナルデー記念式典」を開催しました。このイベントは、クウェートの文化と伝統を祝うだけでなく、未来を見据えた国のビジョンも表現する特別な機会となりました。多くの国の要人や国際メディア、訪問者が集まり、クウェートの豊かな文化に触れる貴重な時間を共有しました。
先見の明かりをテーマにした式典
式典は万博会場内のナショナルデーホールで行われました。「先見の明かり(Visionary Lighthouse)」をテーマにしたこのイベントは、未来志向の国家としての姿勢を強調し、革新や持続可能性の重要性を訴えるものでした。サレム・アル ワティヤン氏が挨拶を行い、映像とともにダンスのパフォーマンスが披露され、会場はクウェートの文化的な光に包まれました。
民族的パフォーマンスと感動の光のショー
さらに、文化公演が行われ、フォークロア音楽と共に光のショーが展開されました。パビリオンのデザインを活かしたこの演出は、クウェートの芸術性を来場者に届けました。映像、振り付け、音響によるパフォーマンスは、観客を引き込む没入感を提供し、クウェートの技術の進化と文化の深さを同時に感じさせるものでした。このパフォーマンスは、来場者に国家としての誇りを再確認させ、国同士の結びつきを強調しました。
華やかなナショナル パレードの幕開け
クウェート国のナショナルデーのスタートを飾ったのは、100名を超える参加者による華やかなパレードです。民族楽団と伝統衣装を身に着けたパフォーマーたちが行進し、色とりどりの民族衣装や国旗で会場を華やかに彩りました。堂々とした行進は、クウェートの誇りを象徴し、多くの観客を魅了しました。パフォーマーたちは国旗を高く掲げ、笑顔で参加者を迎え、この特別なイベントを盛り上げました。
公式コメントと未来への展望
サレム・アル ワティヤン氏は、「ナショナルデーは、クウェートの精神と誇りを世界に発信する特別な日であり、国際社会との対話を深める場でもあります」とコメントしています。また、アブドゥルラフマン・アルムタイリ情報・文化大臣も、「この博覧会を通じて、新たな可能性を探り、理解と協力を深めることが重要です」と強調しました。クウェートパビリオンは、悠久の伝統を持ちながらも、現代の発展を取り入れた未来を見据えた姿勢を示しています。
クウェートの国際博覧会記念式典の詳細
イベント概要
- - イベント名: 2025年大阪・関西万博クウェート国 ナショナルデー記念式典
- - 開催日: 2025年6月19日(木)
- - 開会時間: 18:00
- - 場所: EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」
プログラム
- - 17:00-17:45: クウェートナショナルデーパレード
- - 18:00-19:00: ナショナルデー 公式セレモニー
- - 19:00-19:20: 民族的パフォーマンスと光のショー
クウェートパビリオン「先見の明かり」
クウェートパビリオンは、「先見の明かり」をコンセプトに設計され、未来への道を照らす思想が込められています。このパビリオンは、持続可能性や経済の多様性を追求するクウェートの姿勢を象徴しており、2035年に向けたビジョンを具現化するものです。
クウェートでの伝統文化の尊重と、現代における革新を意識したこのパビリオンは、技術と創造性による経済の発展を支え、新しい社会環境づくりに寄与しています。
2025年日本国際博覧会について
2025年4月13日から10月13日まで開催される日本国際博覧会。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、SDGsを実現する未来を示すことを目的としています。クウェートパビリオンは特に目を引く存在であり、訪れる人々に強い印象を与えることでしょう。