世界のスタートアップによる挑戦が始まる!
2025年8月18日(月曜)、世界中から選ばれたスタートアップが集まる「Techstars Tokyo」第2回プログラムがいよいよ始動します。このプログラムは、内閣府や経済産業省、東京都と共にジェトロが開催するもので、世界最大級のプレシードインベスターであるTechstarsが主催しています。本プログラムはエクイティ方式で出資を行うアクセラレーションプログラムとして、日本のスタートアップシーンに新たな風を吹かせることを目的としています。
選ばれた12社のスタートアップ
昨年に続き、世界120カ国以上からの応募があり、採択率は1%未満。厳しい審査を突破した12社のスタートアップは、それぞれユニークなビジョンと技術を持った企業です。一体どのような企業が選出されたのか、以下にご紹介します。
1. Blueconomy AI
【創業者・CEO】Aman Beniwal 【国・地域】インド・米国
グローバルな港湾業務を革新するAIで、より効率的なワークフローを提供。
2. Contera AI
【創業者・CEO】Emin Alekperov 【国・地域】ポーランド
企業データを自動的に広告とSEOに変換し、利益を最大化。
3. DLeader
【創業者・CEO】Qingwen Chen 【国・地域】日本
AIを活用した迅速かつ賢い創薬プロセスを構築。
4. O-I D
【創業者・CEO】Stian Jakobsen 【国・地域】日本
ヒューマノイドロボットプラットフォームの新たな在り方を提案。
5. Overwatch
【創業者・CEO】Leo Kotil 【国・地域】スペイン
危険な環境向けのAI技術を駆使したマニュアルとコンテンツを提供。
6. Plexis AI
【創業者・CEO】Ahmed Shochin 【国・地域】マレーシア・米国
臨床インフラを最適化するためのAIエージェントを開発。
7. SoranoAI
【創業者・CEO】Ayako Kawano 【国・地域】米国
エネルギーや農業に特化した気象インテリジェンスを提供。
8. Tokoshie
【創業者・CEO】Tatsunori Watanabe 【国・地域】日本
低コストでアイデアを具現化できるAI搭載3Dプリンティングプラットフォーム。
9. Trissino
【創業者・CEO】Takahiro Morinaga 【国・地域】日本・米国
B2Bチームの結果を向上させるAI競合分析ツール。
10. Vibtree
【創業者・CEO】Abhishek Gupta 【国・地域】米国
ビジネスコミュニケーションをサポートする音声AIエージェント。
プログラムの進行とメンター陣
Techstars Tokyoの代表である白戸勇輝氏は、昨年度の成果を振り返り、今年は応募が昨年比2.5倍になったと報告しています。また、世界各地からのメンター陣も充実しており、成長を支えるサポートが期待されています。
このプログラムを通じて、選ばれた企業は約3ヶ月間、ビジネスモデルの検証や改善に努め、国内外の約450人の投資家を前にピッチを行います。デモデイは2025年11月11日(火曜)に開催予定です。
まとめ
「Techstars Tokyo」は日本だけでなく、世界に向けて新たなスタートアップの芽を育てる場として、今後も目が離せません。プログラム参加企業の成長に期待しつつ、日本のイノベーションの未来がどのように展開されるのか、注目していきたいと思います。投資家の方々も是非、この機会に注目してください。