新サービス「Trust Lens」
2025-12-24 12:00:44

デジタルマーケティングを革新する新サービス「Trust Lens」発表会の内容を詳しく解説

新サービス「Trust Lens」発表会の詳細



2025年12月10日、ロンドン発のサイバーセキュリティ企業APRIO TECHNOLOGIESと、広告審査ツール「AD Alert」を手掛ける株式会社REGAL COREが共同で、デジタルマーケティング統合管理プラットフォーム「Trust Lens」の発表会を行いました。このイベントでは、年末年始のサイバー攻撃の傾向と、2026年に向けたリスク変化に関する貴重な洞察が提供されました。

サイバーリスクの管理と重要性



APRIO TECHNOLOGIESのCEO、足立照嘉氏が登壇し、サイバーリスク管理の最新トレンドと企業における経営層の役割について説明しました。彼は「Cyber Insight Portal(CIP)」という非侵入型のサイバーリスク評価ツールを紹介し、企業が直面するサイバーリスクを可視化する重要性を強調しました。特に、取締役会がサイバーリスクを適切に把握している経営幹部が4割未満であるというデータを元に、経営層の説明責任がなぜ重要かを解説しました。

CIPの特徴として、短時間でリスク評価を行える非侵入型の特性と、企業ドメインに基づいたIT資産の自動マッピングを挙げました。これにより、経営層は簡単にリスクを把握し、対策を講じることができるというわけです。このように、管理体制の再構築が求められる中で、CIPは特に効果的なツールとなることが期待されています。

年末年始の攻撃動向



続いて、足立氏は年末年始のサイバー攻撃の傾向についても語りました。この時期、企業の運用体制が手薄になることから、攻撃者にとっては格好の狙い目となります。実際、昨年の年末にはDDoS攻撃が多く確認されたとのことです。また、IoT機器が悪用されるケースも増えており、オンラインサービスを提供する企業全般に影響が及ぶ可能性があると警鐘を鳴らしました。

さらに、フィッシング攻撃の増加についても言及し、生成AIの発展が偽装精度を向上させている点に注意を促しました。企業は、顧客対応や広報の面でも、横断的な備えが急務であると示唆しています。

新しいリスクと「Trust Lens」の役割



次に、REGAL COREの田之上隼人氏が新サービス「Trust Lens」について詳細を説明しました。「Trust Lens」は、CIPと「AD Alert」を組み合わせることで、広告表現のリスク管理を強化する統合パッケージです。特に、規制やガイドラインに適応し続けることが求められる現代において、担当者の経験に依存した属人的な判断を排除する仕組みを提供します。

「Trust Lens」の導入により、サイバーセキュリティと広告表現のリスクを一体的に把握できるようになり、企業の経営戦略において必要不可欠な存在となるでしょう。具体的には、ウェブサイトの改ざんやフィッシングの兆候監視、広告表現の自動審査など、多角的に企業を支えます。

まとめ



年末年始のサイバー攻撃の増加や2026年に向けた新たなリスクの高まりを背景に、企業は「Trust Lens」のようなツールを活用し、事前に対策を講じることが求められています。これにより、デジタルマーケティングの活動が一層円滑に進むことが期待されるのです。加えて、サイバーリスクと広告コンプライアンスリスクの統合的な管理が企業の持続可能な成長を支える鍵となるでしょう。

会社情報


  • - REGAL CORE
設立:2021年4月
代表者:田之上 隼人
住所:東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 9F
詳細はこちら

  • - APRIO TECHNOLOGIES
設立:2023年7月
代表者:足立照嘉
住所:71-75 Shelton Street, Covent Garden, London, WC2H 9JQ
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会社情報

会社名
APRIO TECHNOLOGIES LIMITED
住所
71-75 Shelton Street, Covent Garden, London, WC2H 9JQ
電話番号

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