万博会場で楽しめる茶摘み体験
2025年9月19日(金)、大阪で開催される万博で、宇治茶の主産地・和束町が提供する茶摘み体験が行われます。このイベントは、来場者が実際に茶葉を摘むことができる貴重な機会です。地元の茶農家の協力により、会場内にお茶の葉がついた枝が持ち込まれ、訪れた方々はその手摘み作業を楽しむことができます。
地域創生の取り組み
本イベントは、地域創生や循環型社会に向けた取り組みの一環でもあります。耕作放棄地の解消や間伐材の活用を通じて、地域の振興を図ると同時に、来場者に新しい体験を提供します。800年以上の歴史を持つ日本のお茶文化が体感できるこのイベントは、和束町の魅力を知る貴重なチャンスです。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年9月19日(金)10:00 ~ 11:00(随時)
- - 場所: 大阪ヘルスケアパビリオン内リボーンステージ
- - 参加費: 無料(但し、万博会場への入場にはチケットが必要)
- - お申し込み: 不要(先着順で随時案内)
前回の4月のイベントでは130名以上の参加があり、今回も予約なしで気軽に体験できます。ただし、同時に最大25名までの参加になりますので、早めの来場をおすすめします。
参加者特典
参加者には、摘んだ茶葉をお持ち帰りいただき、家庭で楽しむことができます。また、先着100名には和束茶のティーバッグがプレゼントされる他、お茶の芽や茶がらを使ったオリジナルレシピも紹介されます。
さらに、茶葉の育成には耕作放棄地が利用され、間伐材を使用した展示も行われる予定です。和束町の茶農家が手掛けた木工品も見られ、地域資源の活用を学ぶきっかけにもなります。
和束町の魅力
和束町は、日本三大茶の一つに数えられる「宇治茶」の主産地であり、その美しい茶畑は「京都府景観資産」にも登録されています。さらに、2015年には「日本茶800年の歴史散歩」として日本遺産に認定され、多くの観光客が訪れるようになりました。
しかし、少子高齢化の進行により茶農家の高齢化が進み、後継者不足が問題となっています。地域の貴重な資源を守るため、若い世代への関心を高める活動が求められています。
秋の訪問おすすめポイント
秋は茶葉が深い緑に色づき、周囲の紅葉と美しいコントラストを生み出します。特に早朝の寒暖差では霧が立ちこめ、冬に向かう景観が楽しめます。この美しい時期に、日本屈指のお茶の里、和束町を訪れてみませんか?
様々な体験プログラムも用意されており、茶摘みだけでなく、茶葉を使った料理作りや工場見学など、自分だけの特別な一日を過ごすことができます。
最後に
株式会社抹茶ツーリズムでは、和束町の魅力をさらに深めるプロジェクトを展開中です。ぜひこの機会に、色鮮やかな秋の風景の中で心温まる日本茶文化を体験してみてはいかがでしょうか。時が流れる中でも変わらぬお茶の良さを感じる、素敵な時間をお過ごしください。