安田不動産が「ワテラス」をDBJ Green Building認証最高ランクで評価

安田不動産、「ワテラス」がDBJ Green Buildingの最高評価を取得

2023年、安田不動産株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：安田守）が運営する複合施設「ワテラス」が、DBJ Green Building認証の最高ランクである☆☆☆☆☆を取得しました。この認証は、環境や社会への配慮がなされている不動産を評価する制度で、日本政策投資銀行が2011年に創設しました。

DBJ Green Building認証とは

DBJ Green Building認証は、5つの視点から不動産のサステナビリティを評価する認証制度です。その5つの視点は、環境性能、危機への対応力、ステークホルダーとの協働、多様性・周辺環境への配慮、テナント利用者の快適性です。「ワテラス」はこれらの基準を満たし、国内でトップクラスの優れた建物として認定されました。

1. 建物の環境性能（Energy&Resources）

「ワテラス」は、地中熱や氷蓄熱といった環境性能に優れた設備を導入しており、非化石電力契約への切替えも行っています。これにより、より持続可能な社会への貢献を目指しています。

2. 危機に対する対応力（Resilience）

安全性を重視した制震ブレースを採用し、災害時には帰宅困難者を受け入れる体制を整えています。また、災害対策の訓練も実施し、安全・安心を実現するための取り組みを進めています。

3. ステークホルダーとの協働（Partnership）

建物の所有者やBM関係者間で省エネ目標を共有し、具体的に目標を達成するための施策を展開しています。また、エリア関係者や入居者が参加できるイベントも開催し、地域のつながりを強化しています。

4. 多様性・周辺環境への配慮（Community&Diversity）

「ワテラス」内にはコミュニティ施設として「ワテラスコモン」が設けられ、多様な働き方を可能にしています。この施設は、地域の連携を強化するために役立てられており、地元の学生マンション入居者も参加できる機会を提供しています。

5. テナント利用者の快適性（Amenity）

テナント向けの利便性の高い設備を整え、専用ラウンジのリニューアルも行うことで、利用者の快適性を向上させています。これにより、「ワテラス」は多くの入居者にとって魅力的な場所となっています。

「ワテラス」とは

「ワテラス」は、神田淡路町において「和」「輪」「環」の3つのWAをコンセプトにデザインされた複合施設です。オフィス、レジデンス、スチューデントハウスに加え、商業施設やコミュニティ施設（ギャラリー、ホール、イベントスペースなど）が揃っています。このような多機能な施設は地域貢献の一環としても重要な役割を果たします。

詳細な情報は、ワテラス公式サイトをご覧ください。

安田不動産の「ワテラス」は、環境にやさしいだけでなく、地域との連携や利用者の快適性にも配慮された、真の意味で持続可能な建物として評価されています。