李朝の魅力を再発見!骨董・古美術誌『目の眼』10月号が登場
骨董・古美術に興味を持つ方必見の『目の眼』10月号が発売されました。この号の特集テーマは「李朝空間|癒やしのかたち」。現在、韓流ドラマの影響もあり、李氏朝鮮時代(1391-1897)への関心が高まっています。日本と韓国は文化的なつながりが深く、李朝の工芸品や絵画は日本の愛好者に長年愛されてきました。さらに、近年では新たなファンも増えていることが特徴です。
李朝の魅力を探る特集
10月号では、李朝のやきものや家具、調度品を組み合わせた、静かで美しい空間作りに焦点を当てています。コレクターや美術館、古美術店を取材し、伝統的なしつらいや、現代アートとの融合など多彩な李朝空間の魅力をお伝えします。
特に注目されるのが、李朝の白磁です。各時代によって表れる白の艶や濃淡は一つとして同じものがなく、個性あふれる作品群です。そして、「月壺(Moon Jar)」と呼ばれる独特な形の器は、2023年に海外のオークションで約6億円で落札され、国際的にも人気が急上昇しています。この10月号では、様々な形の李朝の白磁が空間の中でどのように調和するかを深く掘り下げています。
第22回東美特別展のお知らせ
また、新たなアートイベントとして「第22回 東美特別展」が、10月12日(土)から14日(月祝)にかけて、東京美術倶楽部で開催されます。この特別展は、3年に一度行われる美の祭典で、全国の美術商が厳選した作品を出品します。毎回、国内外のアートコレクターが訪れ、貴重な美術品との出会いが期待されるイベントです。
今回は、特別展の実行委員長である中村純さんへのインタビューや、出展者のリスト、初出展者の紹介も掲載されており、特別展に向けたミニガイドとして役立つ内容が満載です。
入場招待券プレゼント企画
さらに、10月16日まで、目の眼倶楽部の購読者を対象に東美特別展の入場招待券が抽選で20名様にプレゼントされる企画も行われています。デジタルプランまたは雑誌プランをいずれか購読することで応募でき、アートに関心のある方には見逃せないチャンスです。
デジタルと紙版の購読プラン
『目の眼』は1977年に創刊以来、多くのコレクターやアーティスト、美術館や高校生に愛され続けている雑誌です。最新号だけでなく、過去の約570タイトルも楽しめるデジタルプランや、年6冊が配送される紙版の購読プランが用意されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
私たちに美の楽しみを提供する『目の眼』10月号。李朝の美しさと東美特別展の魅力をこの機会にぜひ感じてみてください。