脱炭素化の新提携
2025-10-15 12:47:58

三ッ輪ホールディングスとJA協同サービスが地域脱炭素化に向けた提携を締結

持続可能な農業の新たなモデル



2025年10月10日、三ッ輪ホールディングス株式会社とJA協同サービス株式会社は、地域の脱炭素化を念頭に置いた業務提携契約を締結しました。この契約により、農業分野での温室効果ガスの削減が図られると同時に、地域経済との融合が促進される見込みです。

提携の狙いと取り組み概要



提携の主要な目的は、農業における温室効果ガスを削減し、J-クレジットを創出することです。JA協同サービスが管理する水稲栽培の中で、特に「中干し」期間を従来より7日間以上延長することにより、メタンガスの排出を抑える取り組みが行われます。この削減分はJ-クレジットとして認証を受け、三ッ輪ホールディングスグループが提供するLPガスのカーボンオフセットに活用されます。

創出されたJ-クレジットは売却されず、三ッ輪産業が販売するLPガス事業に直接利用されるため、カーボンニュートラルLPガスとして地域の顧客に提供されます。この新しいスキームは、農業資源からの環境配慮型製品の普及を促進するだけではなく、地域の脱炭素化にも寄与することが期待されています。

各社の役割と今後の展望



JA協同サービス


  • - 中干し期間延長を推進し、メタンガスの排出を削減します。
  • - 削減分を基にしたJ-クレジットを自社LPガス販売に反映させ、カーボンニュートラルLPガスの普及に努めます。

三ッ輪産業


  • - カーボンニュートラルLPガスの販売支援を行います。
  • - 本提携の広報活動を担い、地域の認知度向上に貢献します。

三ッ輪環境計画株式会社


  • - 水稲栽培に関する中干し実施の包括的支援を行い、J-クレジット管理を担います。

このように各社がそれぞれの役割を果たしつつ協力することにより、持続可能な農業とカーボンニュートラルの実現が可能になります。さらに地域資源の循環を通じて、環境価値を新たな地域経済の力へと変換する取り組みが続けられます。

締結式の実施



業務提携契約は、JA協同サービスのホール会場で行われ、両社の代表者が壇上に立ち、今後の協力関係の重要性を語りました。三ッ輪ホールディングスの尾日向社長とJA協同サービスの山口社長が共に意気込みを示したことは、これからの取り組みに対する期待感を高めるものでした。

地域社会への貢献と未来



三ッ輪ホールディングスグループは、地域に根ざした多様なステークホルダーとの協働を通じて、持続可能な農業の推進とカーボンニュートラルの実現を目指します。今後も脱炭素化の取り組みを進め、地域資源の循環による豊かな社会の実現に貢献していく所存です。地域経済に新たな活力をもたらし、次世代に繋がる持続可能な社会の実現を目指します。


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会社情報

会社名
三ッ輪ホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
電話番号
03-6451-0374

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