ライジングゼファーフクオカの躍進
2023年3月8日、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズンの試合で、ライジングゼファーフクオカがベルテックス静岡に84-60で勝利し、見事にプレーオフ進出を決めました。この結果、福岡は2年連続、そして3度目のプレーオフ進出を果たしました。
試合の流れ
試合は照葉積水アリーナで行われ、3,000人を超えるファンが駆けつけました。初めに福岡が主導権を握り、第1クォーターの早い段階からハードなディフェンスを展開。#25バーレルがブロックを決めると、その流れから#24谷口が3ポイントシュートを沈め、試合のリズムを作ります。
福岡は続けて#5ランダルが攻撃の起点となり、静岡のファウルを誘発し、得点を重ねていきました。一方静岡も反撃し、#16橋本や#10陳岡が3ポイントシュートを決めるなど連携を見せましたが、福岡の素早いボールムーブと組織的な攻撃により徐々に点差が開いていきました。
前半の決定的な差
前半終了時点で福岡は51-29と22点リード。特にトータルリバウンドで静岡を24対11と圧倒し、インサイドでの強さを際立たせました。福岡の選手たちは特にディフェンスにおいて高い集中力とアグレッシブなスタイルを貫きました。
後半の展開
後半に入ると福岡の勢いは衰えず、#7西川が3ポイントシュートを決めるなど、着実にリードを広げていきます。静岡の#11増田がスティールからレイアップを成功させ、反撃を試みますが、福岡の#12寒竹が意地の3ポイントシュートを決め、相手の流れを断ち切りました。
試合終盤には、アリーナの観衆が最も盛り上がった瞬間が訪れました。寒竹の3ポイントシュートに続いて、アギラールが84点目を挙げるワンハンドダンクを決め、この勝利を確実にしました。
監督と選手たちのコメント
試合後、浜口炎HCは「選手たちが事前の準備をしっかり遂行し、いいバスケットを展開できた」と振り返り、特にボールムーブの良さを強調しました。次の試合への準備も念頭に置き、プレーオフに向けて一つ一つの試合を大事にしていく意志を表明しました。
西川選手も勝利を称え、特に静岡に対してインサイドでの守備が大切であったと語りました。また、プレーオフ出場が決まったことに安心感を示し、「応援してくれたファンの皆様と良い時間を過ごせた」と感謝の気持ちを表しました。
今後の展開
来週はアルティーリ千葉との試合が待っており、新たな挑戦となります。チャンピオンシップファイナルを見据えた戦いが続く中、チーム全体でのさらなる成長が期待されています。ファンは引き続き福岡を応援し、次の試合での活躍に期待を寄せます。
試合のハイライトは
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