青森県青森市で9月21日から29日まで、市民参加型イベント「電柱聖戦」が開催されます。このイベントは、インフラ写真投稿ゲーム『TEKKON』と東北電力ネットワーク株式会社が共同で企画したものです。目玉は、今日は気軽に楽しみながら、街に点在する電柱を市民の力で点検するという新しいスタイルの参加型イベントです。
イベントの目的と参加方法
このイベントは、市民がインフラの健全性を確保するため、電柱を写真に収めることを目的としています。これにより、参加者同士で成果を共有しながら楽しむことができるのです。具体的な参加方法は、まず「TEKKON」アプリをダウンロードし、公式のイベント申込フォームに必要な情報を入力します。期間中は自由に参加でき、電柱の撮影が可能です。撮影した写真はメンテナンスデータとして活用され、一枚の写真が街の安全に寄与します。
賞品や特典
参加者は、写真投稿の数に応じて豪華賞品を獲得するチャンスがあります。撮影した電柱1枚につき、合計10万円分のギフティボックスが当たる抽選があり、投稿枚数が多いほど当選確率も高まります。また、特定の条件を満たすことで、青森の名物「ねぶた衣装」というゲーム内アイテムももらえる特典があります。さらに、上位に入った参加者にはオリジナルの電柱番号プレートのレプリカがプレゼントされます。
インフラメンテナンスの重要性
東北電力ネットワークは、電柱やマンホールの保守・管理を日々行っており、特に電柱においては年間平均2200回のカラスの巣除去を行っています。しかしながら、昨年は特定のインフラに関連する問題が発生しました。そのため、市民の協力が求められているのです。イベントを通して、参加者は単に楽しむだけでなく、地域のインフラに対する理解を深め、より良い生活環境の維持に貢献できるでしょう。
『TEKKON』について
このアプリは、電柱やマンホールといったインフラの写真を撮影・投稿することでポイントを獲得できる仕組みになっています。アプリを活用することで、ユーザーは投稿した情報がどのように活用されるかを知ることができ、インフラ保全の取り組みに参加できるのです。また、撮影したインフラ情報は自治体や業者がメンテナンスを行う際の参考資料となります。
イベント詳細
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開催期間:2023年9月21日(土)〜9月29日(日)
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開催時間:各日午前7:00〜午後5:00
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対象エリア:青森県青森市内の電柱(約2000基)
電柱やマンホールが、私たちの生活を支えるために必要不可欠な存在であることを再認識し、楽しみながらその点検に貢献できる「電柱聖戦」。多くの市民が集まることを期待しています。ぜひ一緒に参加しましょう!