カナダで発表!
2026-06-10 12:09:06

人的資本経営の新たな指標をカナダで発表!ASAC 2026の協働研究成果

国際会議「ASAC 2026」での発表の意義



2026年5月22日から25日にカナダ・カルガリーで開催された国際会議「ASAC(The Administrative Sciences Association of Canada)2026」において、株式会社Smart相談室が国立大学法人一橋大学大学院経営管理研究科イノベーション研究センターと共同で取り組んだ人的資本開示に関する研究成果を発表しました。この研究は、企業の人的資本経営の指標を見直す新たな試みであり、メンタルヘルスの支援が企業経営に及ぼす影響についての洞察を提供しています。

研究背景と目的



国際的なビジネス環境において、人的資本は企業の価値を左右する重要な要素とされています。最近、上場企業による人的資本情報の開示が義務化され、企業は人材の価値を最大化することが求められています。しかし、その一方で、個人が抱える「モヤモヤ」が企業の生産性を低下させる要因となっています。これは、個人の心身の健康と成長が組織の発展と密接に関連していることを示唆しています。

このような背景から、私たちは一橋大学のイノベーション研究センターと協力して、人的資本経営における新たな指標を模索しています。具体的には、社外相談窓口サービス「Smart相談室」を使用したユーザーインタビューを通じて、個人のモヤモヤを解消し、その可能性を引き出すための社会実装を目指しています。

研究のテーマ



今回の研究発表のテーマは「Beyond Boundaries: Dynamic Work-Life Interactions and Mental Health Support in Modern Japan」。日本企業において、働き方と私生活のインタラクションがメンタルヘルスに与える影響を探るために、従来のワーク・ライフ・バランスの概念を再考することを目的としています。

研究対象と方法



研究は、国立大学法人一橋大学大学院 経営管理研究科の軽部大教授を中心に、株式会社Smart相談室の代表取締役藤田康男、慶應義塾大学の内田大輔教授がメンバーとして参加しました。調査の対象は、Smart相談室の利用者49名であり、それぞれが過去に相談した内容に基づいたインタビューが実施されました。このサービスは匿名性が高いため、利用者は遠慮なく率直な意見を述べることができました。

研究結果



本研究では、メンタルヘルスの問題を悪化させる4つの誤解を特定しました。まず第一に、「メンタル不調は自分で気づくことができる」という誤解が見受けられ、周囲の観察が重要であることが示されました。次に、「メンタルヘルスは個人的な問題である」という考え方も見逃されている点です。家庭や環境の影響があるため、職場だけでなく幅広い視点が必要とされています。

第三に、「メンタル不調は特定の世代に限られる」という誤解があり、すべての年代にリスクが存在することが明らかになりました。最後に、「家族が最高の相談相手である」という考えが、実際には本音を話せない障壁になることもわかりました。このように、社会的なつながりが喪失されつつあり、信頼できる相談先を見つけるのが難しくなっています。

今後の展望



この研究をもとに、今後は幅広い質問項目設計を行い、大規模な調査を実施していく予定です。これにより、メンタル不調の未然防止に関する知見を深め、人的資本開示に関わる新しい経営管理指標の開発へとつなげていきます。目指すのは、企業が健全に成長し、従業員が心身ともに健康である環境の実現です。

Smart相談室は、法人向けに多様なカウンセリングサービスを提供し、個人の成長と組織の発展を支援しています。メンタルヘルスの問題に取り組むためには、ただの制度だけではなく、実際に人々が使える柔軟なサポート体制を構築することが求められているのです。

会社概要



株式会社Smart相談室は、2021年に設立され、医療機関での経験を持つ藤田康男が代表を務めています。「働く人のモヤモヤを解消し、個人の成長と組織の成長を一致させる」というミッションの下、安心して利用できるオンラインの支援プラットフォームを提供しています。今後も、企業の健康経営を支援するためのサービスを強化していきます。


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会社情報

会社名
株式会社Smart相談室
住所
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー
電話番号

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