株式会社ステップの新たな挑戦
高度IT人材の獲得が重要な課題となる中、株式会社ステップが新たな採用戦略を打ち出しました。神奈川県横須賀市を拠点とするこの企業は、移動体通信の黎明期からの技術を生かして、社会インフラを支えるプログラムを開発しています。しかし、首都圏の人材獲得競争が激化する現在、地方企業にとって専門人材の確保がますます困難になっている事実があります。
社会インフラ支える技術
5GやAIなどの次世代技術は、社会に欠かせない要素となっています。株式会社ステップでは、126名のエンジニアが在籍し、5G基地局やAI画像認識などを手掛けています。しかし、社内では高度な専門性を持つ人材が不足しているため、新たに採用活動を強化する必要性が生じたのです。
新採用LPと動画の制作
新たな採用の試みとして、同社は採用専用のランディングページ(LP)と採用動画を制作しました。この試みは「テックブランディング」を強化し、専門職の人材獲得に繋がることを狙っています。従来、技術の内容は一般の求職者にとって捉えにくいものでしたが、映像を使って具体的な働き方やオフィス環境、地域活動を可視化することで、求職者によりリアルな印象を与えようとしています。
技術が「見える」か
特に、これまでは業界内での認知度が低かったため、求職者は「何をしているのかイメージできない」と感じることが多かったのです。新たなLPと動画では、実際に働くエンジニアの姿を映し出すことで、技術的価値や地域の魅力を分かりやすく伝えています。これにより、Potentialな求職者へのアプローチの強化が期待されます。
経験豊富なエンジニアが揃う
株式会社ステップは、長いキャリアを持つエンジニアが多数在籍しており、その半数以上が15年以上の勤続経験があります。また、29歳以下の若手層も35%を占め、経験豊富な先輩たちと協力しながら新たな技術分野で活躍している姿が魅力です。しかし、AIやIoTの分野では、即戦力となる人材の確保が依然として難しいため、戦略的なアプローチが求められます。
地域に根ざした企業の強み
横須賀という地名は、企業にとって理想の立地条件を提供します。地域貢献活動にも積極的に取り組んでおり、横須賀市のキャリア教育に貢献する「お仕事ノート」や地域探求活動「よこすかエンジン」に参加することで、地域との結びつきを強めているのです。こうした活動は、大手企業にはない独自の魅力として映り、求職者にとって選択肢の一つとなっています。
今後の展望
今後、株式会社ステップは「最先端のインフラ技術」と「地域に根差した働き方」を両立させる企業へと成長していくことを目指しています。特にデジタルを活用したテックブランディングは、地方企業にとって今後ますます重要な要素となるでしょう。東京都心で働くIT専門職に、新たなキャリアの選択肢を提示していく日も近いと言えるでしょう。