日本初のエレベーター流動化ビジネスモデルが始動！新たな広告体験と資産価値創造を目指す

エレベーターの価値を見直す新たなビジネスモデル

東京都新宿区に本社を持つ株式会社エレベーターアセットが、2024年4月に新しいビジネスモデルを始動します。このモデルは、エレベーターの流動化という概念を取り入れたもので、これまでにないリース事業と広告事業を結びつけるものです。それにより、エレベーターを資産として評価し、新たな市場を形成することを目指しています。エレベーターアセットは、不動産オーナーや管理人が直面する様々な課題解決の一手を提供します。

エレベーターリース事業の展開

エレベーターアセットのリース事業は、特にビルやマンションの維持管理費や修繕積立金不足といった問題に焦点を当てています。従来のエレベーターなどの減価償却済み資産を現金化して、必要な修繕費用に回すことで、新たな資産運用が可能となります。このビジネスモデルが広がれば、オーナー達はより柔軟に資産を活用できるようになるでしょう。

独自のエレベーター広告事業

エレベーターアセットが強調するのは、エレベーター内広告の価値です。彼らはデジタルメディアの氾濫の中で、敢えてアナログなポスター広告を採用しています。静かなエレベーターの中で、変わらない空間を利用することで、乗客にとって自然に馴染む広告体験を提供します。エレベーターは一定の時間、同じ空間を利用するため、その広告は高い視認性を誇ります。

出前館との共同プロジェクト

特に注目すべきは、国内最大級のデリバリーサービス「出前館」との協業です。エレベーターアセットは、2025年4月1日から出前館のエレベーター広告を、東京、大阪、兵庫のマンション内に100基に進出することを発表しました。これにより、エレベーター内での出前館の認知度が向上し、新規利用者を獲得することを目指します。エレベーター広告の利点は、広告が入居者に長時間視認されるため、出前館がその効果を最大限に活用することができる点です。

エレベーターの未来と市場の活性化

エレベーターアセットは、エレベーターを資産として捉え、その流動性を高めることで、エレベーターの新しい価値を発見し、市場全体の活性化に寄与することを目指しています。オーナーや投資家、広告主に対しても革新的なソリューションを提供し、多様なニーズに応える体制を整えています。エレベーターアセットは、この新たなビジネスモデルを通じて、業界全体における新しい流れを創出していくでしょう。これからの活躍に期待が高まります。