イタリアの伝統と迷信が香りに!NOBILE 1942から新しいフレグランスライン「リチュアル」が登場
イタリアのフレグランスブランドNOBILE 1942は、イタリアの歴史と文化を香りに込めて表現することで知られています。今回新たに発表された「リチュアル」は、イタリアの伝統的な迷信をテーマにした3つのフレグランスラインです。
「リチュアル」は、日常に潜む「不運」や「幸運」といった概念を、イタリア文化に根付いた迷信や儀式に重ねて表現しています。各フレグランスは、まるで魔法のお守りや祈りの言葉のように、それぞれ異なるストーリーを香りに込めています。
3つのフレグランス、それぞれのストーリー
1. アンティ・マロッキオ(ANTI-MALOCCHIO) - 邪眼よけ
イタリアでは、ネガティブなエネルギーや邪悪な目から身を守るため、さまざまな迷信や儀式が伝わっています。アンティ・マロッキオは、そんな「邪眼」から身を守るためのフレグランスです。
香りは、シトラス、アロマティック、ウッディが調和し、爽やかでスパイシーな印象。トップノートには、アーモンドやレッドチリ、スターアニスなど、刺激的な香りが使用されています。ハートノートには、アクアティックノートやサイプレス、イモーテルなどが加わり、深みと奥行きが感じられます。ベースノートには、パチュリ、ベチバー、サンダルウッドなどが香りをしっかりと支え、心地よい余韻を残します。
2. ア・グラツィア(A GRAZIA) - 聖ジェンナーロの加護
ナポリの守護聖人である聖ジェンナーロは、人々の信仰を集め、街の安全や繁栄を守ると信じられています。ア・グラツィアは、聖ジェンナーロの加護をテーマにしたフレグランスです。
香りは、アロマティック、ウッディ調で、温かく包み込むような印象。トップノートには、ベルガモット、ダヴァナ、クミンなど、爽やかさとスパイシーさが調和した香りが使用されています。ハートノートには、ローズが中心となり、濃厚で官能的な香りが広がります。ベースノートには、サンダルウッド、アンバー、バニラなどが加わり、深みと甘さを演出します。
3. ラ・ディ・ベンダータ(LA DEA BENDATA) - 幸運の女神
イタリアでは、数字には特別な意味が込められていると考えられており、夢占いなどにも利用されてきました。ラ・ディ・ベンダータは、幸運の女神をテーマに、数字や賭け事、宝くじなど、イタリア文化に根付いた「幸運」を求める精神を表現したフレグランスです。
香りは、フルーティー、フローラル調で、明るく華やかな印象。トップノートには、ビターオレンジ、マジパン、ピンクペッパーなど、甘酸っぱい香りが使用されています。ハートノートには、オレンジブロッサム、ローズ、ザクロなどが加わり、華やかでフェミニンな香りが広がります。ベースノートには、シダーウッド、サンダルウッド、アンバーグリスなどが香りをしっかりと支え、上品な余韻を残します。
イタリアの伝統と文化を感じて
NOBILE 1942の「リチュアル」は、単なるフレグランスではなく、イタリアの伝統や文化、そして人々の生活に根付いた「迷信」や「儀式」を香りに込めて表現しています。それぞれのフレグランスには、ストーリーがあり、そこに秘められた思いを感じることができます。
ぜひ、NOBILE 1942の「リチュアル」で、イタリアの文化と伝統に触れてみてください。