冬木工業とNTT東日本が地域のサステナビリティを推進する取り組み

冬木工業とNTT東日本の協業

冬木工業株式会社（代表取締役社長：大竹良明）とNTT東日本グループの取り組みについてご紹介します。2023年2月22日、冬木工業とNTT東日本群馬支店（支店長：井原智直）およびNTT DXパートナー（代表取締役社長：阿部隆）の三者は、サステナビリティ・トランスフォーメーション（SX）を推進するための協定を結びました。この協定に基づき、群馬県内でのさまざまな取り組みを進め、環境先進企業として地域をリードすることを目指しています。

サステナビリティ・トランスフォーメーション（SX）とは

SXとは、現代の不確実な社会において企業価値の維持やESG（環境・社会・ガバナンス）向上を図るための変革を指します。多様な取り組みによって地域全体での持続可能な社会を形成することが目標です。「冬木工業のみならず地域全体での強力なSX推進の実現」を実現するために、2年間で何が行われたのでしょうか。

取り組みの具体例

1. 組織の整備

冬木工業は、まず企業のマテリアリティ（優先課題）を明確にし、それに基づいた取り組み方針を策定しています。また、全社を巻き込んだサステナビリティ推進チームを結成し、協力体制を整えました。これにより、今後の取り組みがより効果的に進む基盤が築かれています。

2. カーボンニュートラルへの道

冬木工業はカーボンニュートラルを目指して、具体的な削減策を講じています。例えば、玉村工場に太陽光パネルの設置を予定しており、これは2023年12月に完了予定です。また、CO2排出量の可視化を進めるために、NTT DXパートナーが提供する「C-Turtle®」を活用し、サプライチェーン全体での脱炭素化に向けた一歩を踏み出しています。このプラットフォームは温室効果ガスの排出量を計算し、効果的な対策を講じるために利用されます。