ワタミエナジーの夢風車『風民』見学ツアー
ワタミエナジー株式会社が運営する「ワタミの夢風車『風民』」が2024年11月に見学ツアーを実施しました。この風力発電設備は、2012年から秋田県にかほ市で運用されており、持続可能なエネルギーの創出に寄与しています。最大48,000kWhの発電能力を持ち、昨年度は約504万kWhを供給。これは、ワタミグループ全体の再生可能エネルギー100%を目指す「RE100」への重要な支えとなっています。
社内研修ツアーの意義
社内研修ツアーは、グループ内の宅食や外食事業の社員を対象に毎年開催されています。今回のツアーで10回目を迎え、コロナ禍を除くと2012年の『風民』建設以来の伝統あるイベントです。参加者は地上118mの風車のふもとで、その巨大さや風力発電の機能を目の当たりにし、学ぶ機会を得ました。これは持続可能な社会の構築に向けた理解を深めるための一環であり、特に環境に対する意識を高める重要なチャンスです。
風力発電の重要性
風力発電は、化石燃料に依存しないクリーンなエネルギー源であり、地球温暖化防止にも大きく貢献します。『風民』から生まれるエネルギーは、地域社会にも利益をもたらし、持続可能な経済の形成をサポートしています。この見学ツアーを通じて、社員たちは風力発電の仕組みやその役割について深く理解し、自らの業務に対する視点を変える機会を得ることができました。
ESDによる持続可能な開発の推進
ワタミグループが取り組むESD(Education for Sustainable Development)の一環として、社員は現代社会が抱える気候変動や資源枯渇といった問題に取り組む意識を高めています。ESDは、これらのグローバルな課題を地域の視点から捉え、持続可能な価値観や行動を育むことを目指す教育プログラムです。この活動が、次世代における持続可能な社会の構築につながることを期待しています。
創業40周年に向けた取り組み
2024年5月、ワタミグループは創業40周年を迎えます。これまでの感謝を込めて、年間を通じて特典やイベントを展開する「40周年ありがとうYEAR」が開催され、感謝の気持ちを形にする計画です。これにより、新たな顧客体験を創出し、ワタミグループの持つ「人を大切にする」という企業理念を再確認する機会となります。
まとめ
今回の見学ツアーは、ワタミエナジーが推進する持続可能な社会の実現に向けた重要なステップであり、参加者にとっても貴重な勉強の場となりました。今後もこのような研修や活動を通じて、社員が持続可能な未来に向けての意識を高め、行動していくことが期待されます。