靴下ブランド「つつした」
2024-05-09 20:25:51

靴下が履けない悩みに応える「つつした」ブランド、クラウドファンディングで継続へ

靴下が履けない悩みを解消する「つつした」



大阪府枚方市に本社を構える樋口メリヤス工業株式会社は、靴下ブランド「つつした」を展開しており、2024年5月10日から5月31日まで、今後のブランド継続のためのクラウドファンディングプロジェクトを開始します。このプロジェクトは、足に特有の悩みを抱える人々に向けて創られたもので、全国から多くの支持を集めています。

「つつした」の特長とは?



「つつした」靴下の最大の特徴は、かかとのない筒状デザインです。この設計は、感覚過敏を持つ方や足に関する様々な問題を抱える方々によって支持されてきました。縫い目を排除したシームレスなデザインは、肌に優しく、安全に履くことができます。そのため、介護が必要な方や高齢者にも利用しやすくなっています。

続く危機と挑戦



樋口メリヤス工業は、靴下の大量生産のトレンドに逆行して、手間暇をかけた製造を続けています。しかし、コロナ禍や機械の老朽化が影響し、経営が逼迫しています。その中でも、日々寄せられる「つつしたしか履けない」という声が、彼らがこのブランドを続ける理由となっています。

中江優子代表は、「この靴下を待っている人がいる。その思いが私たちを駆り立てます。」と語り、プロジェクトへの決意を新たにしています。

クラウドファンディングの目的



このクラウドファンディングでは498万円を目標に、新しい製造機械の導入や生産体制を整えることが主な目的です。支援金の1%は、バングラデシュの繊維工場で働く低賃金労働者への寄付にも活用されます。新しい機械を導入することで、生産力を約2倍にまで高める計画です。

つつしたの未来



「つつした」は、サイズにとらわれない靴下を基本にした商品ですが、その背景には足に悩みを抱える多くの人々が存在しています。目や足の障害、むくみなど、さまざまな理由で普通の靴下が履けない人がいます。これらの悩み解消に向けた製品を提供することで、心身のストレスを軽減したいと考えています。

プロジェクトの進行



プロジェクトの進行状況は以下の通りです。支援者へのリターン商品は6月から7月に発送予定で、新しい機械の設置作業は7月から8月に行われます。その後、9月から1月までの期間は製造強化に専念します。この資金があれば、機械の導入が実現し、「つつした」を継続的に提供する体制を整えることが可能です。

まとめ



「つつした」は、靴下がはけないことに悩みを抱える人々に向けた製品として、その価値を高めています。このクラウドファンディングを通じて、さらなる 支持が得られれば、多くの人に「つつした」を届けることができるでしょう。これからも一人ひとりの声に耳を傾け、そのニーズに応えていくために奮闘していく姿勢を大切にしています。未来に向かって、「靴下がはけない人がいない世界」というビジョンを実現するため、皆さんの支援をよろしくお願いします。

プロジェクトの詳細な情報をここでチェック!


クラウドファンディングプロジェクトページで詳細をご覧ください。

お問い合わせ先


会社情報

会社名
樋口メリヤス工業株式会社
住所
大阪府枚方市春日元町2-17-3
電話番号
072-807-8680

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。