岐阜の三気建設が受賞!プレスリリースアワード2025
岐阜県大野町に本社を構える三気建設株式会社は、建設業界に新風を巻き起こす業績を達成しました。2023年10月28日に東京で行われた「プレスリリースアワード2025」で、建設会社としては初めて「グレートステップ賞」を受賞したのです。本記事では、この受賞の原因や背景に迫り、その意義を考えます。
プレスリリースアワードの特徴
このアワードは、プレスリリースの発信文化の普及と発展を目的に、株式会社PR TIMESが設立したものです。全ての業態や規模、地域を問わず、クリエイティブな発信を評価することを目指しています。三気建設の受賞は、単に製品を宣伝するだけでなく、社会的な価値を広めるための挑戦と位置付けられました。
「主守手」の誕生
今回の受賞に大きく寄与したのが、三気建設の新ブランド「主守手(しゅしゅしゅ)」です。このブランドは、建設作業に従事する職人たちが「肌荒れ」という悩みを抱えていることを真剣に受け止め、クリーム商品を開発しました。広報担当者は、ユニークな視点から「職人の手を守る」という使命を掲げ、プレスリリースによってこの商品の意義を広く伝えようとしました。
審査員の評価
プレスリリースアワードの審査員として著名な星野貴彦氏は、「社内の職人たちがヤードで作業している様子を捉えた写真に強く惹かれた」と語ります。彼は、土木業界が抱える古いイメージを打破する必要性を感じており、三気建設が発信した内容はその転機になると期待しています。実際に、プレスリリースによって新たな顧客との関係も生まれ、社員の雇用にもつながる結果となりました。
広報担当者の想い
受賞した広報担当の杉山宏二氏は、今回の挑戦を「自社にとっても、個人としても初めての試みだった」と振り返ります。彼は、「作業の苦労を和らげるクリームの開発を通じて、職人の声を社会に送り届けていきたい」との思いから動いていると述べています。
社会的価値の発見
土木業界は一般的にネガティブなイメージが強いですが、杉山氏はそのポジティブな側面を強調したいと考えています。受賞を機に「土木業界の社会的価値」を再認識してもらい、他の企業や職人たちが勇気を持って前に進めるような後押しになればと希望しています。
1周年記念イベントの開催
2025年11月14日には、ブランド創設1周年を祝うイベント『交差する手』が岐阜市にて開催される予定です。クリームの販売を通じて新たな交流の場が生まれ、業界への注目を集めるきっかけになるでしょう。
まとめ
三気建設の受賞は、ただの成功談ではなく、職人とその職業の重要性を社会に再認識させる一歩です。広報活動を通じて、さらなる業界の発展に貢献できることを期待しています。
参考リンク
更なる挑戦を続ける三気建設に今後も注目していきたいと思います。